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キライな食べ物を便器に捨てる息子

また悲しいことが起こった。
キライな野菜を、息子に便器に捨てられた。
便器に作ったものを捨てられたのは2回目。
便器ではないけど、作った弁当をビニル袋に入れてゴミ箱に捨てられたのを含めると、食べ物を「バレなきゃいいでしょ」という気持ちで粗末に扱われたのはこれで3回目(特にひどいもので)。

以前にも、
いかに悲しかったか、
いけないことか、
伝えた。
だが、
また同じことをくりかえす。

次回もまた繰り返すのではと懸念してしまうが、改めて伝えなければならないことは、伝えた。
くやしくて、泣けてくる。

出かける気分ではなかったけど、
知人と一緒にクライミングする約束をしていたのでこのドタバタで遅刻しながらも行く。

最初はぶすっとふてくされるような態度の息子。
しかし一度壁を登ると、
もう登ることしか頭になくなる。

リード(ロープをかけながら15メートルくらいの壁を登る)一本を登ると気分はもうハイになり、「次はこれ登ろうかな」とるんるんしている。

かたや、
こっちはなかなかふっきれず、もやもや。
登っても頭は便器に残った野菜が思い出されて心が乱れる。

くやしい、第二弾。

気持ちの切り替えが早いのは良いことと思うけど、早すぎるのだ。
もうちょっとひきずれよ、とすら思う。

いつまでも考えていても仕方がないので、
私もなんとか一本を登り切る。
やりきると、少しだけもやりが晴れた。

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