瘦せるために食べる努力 わかるnote 食生活 編 ⓪
人によって捉え方が全く違うのでオジサンのたわごととお考え下さい。
ここではものすごくわかりやすく専門用語を使わずに説明します。
そもそも太る要因を確認します。
基本的には引き算だけです。
摂取 ー 消費 = 蓄積 or 減少
この蓄積が必ず脂肪になるわけではない。
脂肪を蓄えることは難しいのです。
原始時代を想像してください
食べるものは豊富にはなかった。
調味料なんてほとんどなかった。
生で食べるか焼いて食べるか。
こうした方法では太ることなんてできなかった。
だからこそ、太った人を美とあがめました。
故に土偶のような焼き物が太めの人形である理由はそのためです。
太っていることはこの時代、『奇跡』なのです。
ゴリラが一日にどれだけの量を食べるか
知っていますか?
体重の1/4、60kgなら15㎏です。
人間は肉を1㎏食べることもほとんどできないです。
でも、ゴリラはムキムキです。
これは彼らの食事からカロリーが採れていないからです。
やってみてください。ほとんど調理をしないで食事すると、
満腹になってもカロリーを思うように採れないです。
例えば、マグロの刺身だけの食事。
マグロの握りはいくらでも食べられそうですが、
マグロだけだとどうでしょうね。
カロリーは動物のガソリンであり、3大栄養素です。
炭水化物、脂質、タンパク質がこれに当たります。
動物が成長、生存するうえで欠かせないものです。
人間は高効率で栄養素を摂取する方法、つまり高栄養価な食品に作り変える方法を編み出します。
『精製』
小麦粉、白米、砂糖、油、塩など、単一化されたものを指します。
これらはほぼ単一の栄養素になり、長期保存を可能としました。
少量でハイカロリーを摂取できるようになったと言えます。
小麦粉、白米は主食となり飢饉から人間を救います。
砂糖は、現代人が考えるほど易しいものではなく、
奴隷や労働者を不眠不休で働かせるためのガソリンとなります。
他方、砂糖精製の過程は現代の工業化の礎となり、
甚大な経済成長のきっかけとなっていきます。
砂糖そのものは甘すぎることがデメリットでもあったため、
苦いカカオを混ぜて緩和させたのがチョコレートです。
※これには諸説ありますが、筋は通っています。
ここまでに肥満は少なかったと考えます。問題はこの後。
『魔の調合』
が始まります。生成されたもの同士のブレンド、
カロリーonカロリーは相乗効果をもたらします。
それを肉体重労働者が摂取している分には問題はならなかった。
そう、現代社会人のように、さほど肉体労働をしない人間が
これを摂取したらどうなるか。
脂肪を蓄積できるようになったんです。
更に、糖質(炭水化物)と脂質は体内でブレンドされて、
より高確率で体内の脂肪へと変化してくれます。
あまり大げさではなく書きました。
人間が太ることは難しいことを理解しておく必要があります。
これだけ覚えてください
この精製という工程は、カロリーを摂取しやすくしたのです。
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