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フランス就活のためのTips(スタージュ&アルテルナンス編)

皆さんお元気ですか?いよいよ輝かしいフランスの夏&バカンスが終わりに近づき、新学期目前で若干鬱ぎみの私です。

来月から始まる新しいマスターはアルテルナンスのプログラムのため(例えば私のマスターは週に2日大学で授業、残り3日は会社で労働というリズムでディプロムと就業経験を1年で両方得られる)、就活をして自分のマスターのリズムに合った働き方を受け入れてくれる企業で就業経験をする必要があり、私は今必死で就活中だけど、なかなか決まらず…

と、現状就活が上手くいっていない私がこんな記事を書くのも烏滸がましさ120%だけれど、先月私のような9月入学の学生向けに大学の就活アトリエがあり、なかなか充実した内容だったので皆さんにシェアします。


就活準備

CV(履歴書)を作る

・CVはCVdesignrCanvaで作りましょう!CVが作成できるサイトは山ほどあり、職務経歴の文言モデルまで提案してくれるサイトも山ほどあるが、過去の職歴のポスト名のみ見やすく色を変えたり太字にする等、細かい調整が一番しやすいのがCanvaなので、とりあえずはCanvaで作り始めるのが一番良い気がする。

・名前下に入れる、accrocheや希望ポスト名はできるだけ入れる。でも応募ポストによってその都度変更する必要があるので、要注意!

・職歴の説明は具体的な数字を入れる。

・アルテルナンスやスタージュで仕事を探す場合は、CVに大学のロゴを付ける。

・CVに掲載する自宅住所は都市名や郵便番号のみ

・LinkedInにCVを載せる。LinkedInはできるだけ小まめに更新しておいた方がリクルーターに印象が良い(ディプロム取得時や前のスタージュが終わった時等)

モチベーションレター

・モチベーションレターは最悪付けなくても良い。今は必須ではない募集も沢山あると言うのがアトリエのコンサルタントのアドバイスだったが、そうは言ってもやはり希望度を高いポストはなるべく付けた方が良いだろう…と言うのが就活仲間と出した結論。

・3回あったアトリエで全てのキャリアコンサルタントの方が何回も強調していたのは、AIを上手く使いこなす事。要するに、Chat GPTをうまく使いましょうということだ。Chat GPTに似たポストを聞く、文章の添削、言い回しを聞き、その回答を參考にすることで自分のモチベーションレターやCVをブラッシュアップできる(もちろん、丸ごとコピペするのはNG)。

・具体的に働き始められる日や曜日を書く

1つの面接が決まるまでに平均50通のCVを送る必要がある、と言うのがコンサルタントさんの紹介してくれた統計なので、なるべく、たくさん、応募しまくるのが一番のTips…

面接が決まったら…

面接プロセス

アルテルナンスやスタージュの場合も普通の就活と同じく、3〜5回の面接が設けられる。

  1. 最初の面接はリクルーターと電話面接。約15分の時間の中で、ポスト名やコントラの確認だけでなく、 自己紹介や志望理由を説明させられる場合があるので、2、3分で自己紹介をする練習をして、なるべく手早く説明するコツを掴んでおく必要がある。

  2.  次の面接は、将来の上司やチームメンバーとの面接で約1時間。 技術的な質問やプロジェクトについての質問があるので、募集要件に書かれていることをそのまま繰り返すのではなく、やるべきタスクを理解していることを証明するために、なるべく自分の言葉で話すように心がける。また、この時に、専門的なツールやテクニックを使うポストの場合で、まだその使用経験がない場合は、それを使う意味、どのような場合にそれを使用するかなど自分が理解していることを話す。またこの面接の時に、esprit d'équipeがあるかも見られる。

  3. 最後はRHとの面談で約1時間。日本でもよくある、性格やストレス耐性の質問をされる。ストレス発散方法や同僚とのconflitがあった場合の対応方法等を聞かれる。

面接対策

・面接が決まったら、募集要項の説明だけでなく、会社のHP、社員インタビュー、その業界の動向など、できる限り探して読み込んで企業研究すべし!

・これは日本での場合と同じだが、面接で給料やTT(télétravail)の可否等突っ込んで色々聞くのはネガティブに取られる可能性大。特にスタージュやアルテルナンスの場合は就業経験を"させてもらう"立場でもあるので、なるべくこの手の質問はしない方が良い。

面接当日にすること

・当然最低10分前には会社に到着。

・面接時はCV&募集要項は事前に印刷、メモ用ノート、ペン持参で、面接中は積極的にメモを取るように心がける。可能ならPCも持参する(過去の成果物の話になった時に見せるため、壁になってしまうため面接中にPCを使ってメモらない)

・面接前にLinkedinでリクルーターや面接してくれる人につながり申請。少なくとも面接後当日中に申請する。

面接後すること

・当日中に担当者に感謝メールを送る。もしも面接の雰囲気が良くなかった場合は、再度モチベーションをアピールする。

・面接結果は最低7日間待つ 。もしも不合格だった場合は、なぜダメだったのかダメ元で理由を聞いてみる。

※   ※   ※

これは就活全般に言えることですが、お祈りメールが届きまくりでなかなか上手くいかず、辛くなる時がありますが、心折れずにCVを送りまくることが就業への一番の近道です…共に頑張りましょう…


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