見出し画像

147日後にカナダ移住する脱サラ夫婦|移住先をカナダに決めた理由

こんにちは、さやです。
(サムネの写真は、いつだか横浜で撮影した美しいお花です。)

2023年7月12日に家族でカナダ移住を計画しています。

以前、私たち家族が海外移住を決めた理由をお伝えしました。

今回は、なぜたくさんある国の名からカナダを選んだのか、ご紹介します。

最初はドイツに行きたかった

ウインナーとビール、最高すぎ。

海外生活の候補地として、最初に心に浮かんだのはドイツでした。
高校生くらいから、ドイツの古城や中世の歴史に興味を持ち始めた私。

新婚旅行で訪れたドイツは、まさに夢の世界でした。

まるでおとぎ話の舞台…!

中世で時が止まったような街並みと、美味しい食事とお酒、あちこちから自然と聞こえてくる音楽…。

ここで暮らしたい!と心底思いました。

しかし、です。

ドイツって、当然ですがドイツ語の国です。

大学時代、第二言語としてドイツ語を学んでいた私。
言語としてとても魅力を感じていたと同時に、難しさも実感していました。

35歳、今からドイツ語かぁ…。

ムリな話ではないと思います。
一応、勉強していた下地はありますし。

でも、「望めば世界のどこでも暮らしていける」という目標を達成するには、まず英語からマスターすべきじゃない?と思いとどまります。

移住最初の土地は、英語圏の国にしよう。
ドイツはその次だ。

こうして、移住先候補からドイツが外れました。

果たせなかった父の想い

カナダに行きたかったんだろうなぁ。

英語圏の国を調べていくうちに、ふと幼い頃に聞いた父の言葉を思い出しました。

「いつかカナダに移って、大自然の中で農業したい。」

兼業農家だった父は、カナダの美しさと魅力を言葉少なに語っていました。

残念ながら父がカナダ移住を果たすことはなく、今も地元愛媛で小さく農業を続けています。

私に農業をする予定はないものの、なんとなく父が語っていたカナダへの夢が忘れられません。

カナダに、そこはかとない縁を感じていました。

そんなぼんりやとした感覚だけでカナダを選んだわけではありませんが、この「曖昧なご縁」は、移住先選びに大きく影響したと思っています。

カナダを選んだ現実的なポイント

世界有数の移住大国、カナダ。

移住先選びは、そたくさんの観点から検討しました。

・治安が悪くないか
・アジア人差別はひどくないか
・英語の訛りが強くないか
・物価が高すぎないか
・長期滞在に適したビザがあるか
・都会すぎないか
・田舎過ぎないか
・最低限のインフラが整っているか
・医療を受けられるか
・日本人だらけではないか
・自然が豊かか
・食文化が合うか

これらの観点から総合的に判断した結果、カナダが最適だと考えたのです。

特に、長期滞在できるビザがあるかは重要です。

いろいろと調べた結果、カナダにはco-op留学という制度があり、長期滞在に適していると判断しました。

co-op留学とは、こんなプログラムです。

Co-op(コープ)は主にカナダのカレッジ、日本でいうところの専門学校・短大のような教育機関で提供されているプログラムです。(中略) 英語学習 → 専門分野の学習 → 有給インターンシップの3段階で構成されています。

海外留学のワールドアベニュー『Co-op(コープ) 留学とは
カナダで有給インターンに挑戦』
より
カレッジでは実践的な学びが得られるらしい。

学校に通いつつ、期間の半分は企業でインターンシップを受けられる。
しかも、お給料も得られるプログラムです。

ある程度社会人経験がある私たち夫婦にとって、さらなるスキルアップと収入を両立できるのは大きな魅力。

他にも、こんないいことがあります。

・留学生の配偶者がカナダで就業できる
・留学生の子どもたちは、公立の小・中・高校に無料で通える
・卒業後に最大3年間働けるビザが取得できる

詳細は、留学先の州やプログラムによって異なるので、個別確認が必須です。

ただ、こんなに条件の良い留学プランはなかなかないのでは?と思っています。

我が家は、以下のスタイルで移住することに決めました。

・夫:co-op留学
・妻:留学先の配偶者として働く
・子どもたち:公立小学校へ入学

こんな感じで過ごしたい。

co-op留学を活用したカナダの親子留学、珍しくないパターンのようです。

さすがは、積極的に移民受け入れをしているカナダ
制度が整っているなぁと感じます。

あとは、IT系の夫がco-op留学後に現地就職してくれたら、我が家の家計は安定です…!

まぁ、先の未来は予測不能なので、どうなっても生きていけるように準備をしなくては、と思っています。

親子留学ならカナダ!…と信じて。

異国の地。家族一緒ならきっと大丈夫。

今日は、私たちが約150日後の渡航先としてカナダを選んだ理由をご紹介しました。

親子留学ならカナダ!!

…って今のところ信じていますが、実際は行ってみないとわかりません。

とにかく行くと決めた以上、つべこべ言い訳せず、せっせと準備に励みたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?