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150日後に家族でカナダ移住する35歳脱サラママの自己紹介

はじめまして。
フリーランスwebライターのさやと申します。

私は現在35歳、同い年の夫と、小1・年長の年子男子とともに、神奈川県の端っこに住んでいます。

大学を卒業してずっとフルタイムで働き続けてきた私たち夫婦ですが、この度なんと脱サラして、家族でカナダ移住をすることになりました。

移住予定日は、2023年7月12日(水)。ちょうど150日後です。

このnoteでは、家族でカナダ移住するにあたっての準備記録を綴っていきます。
同じように、いつかカナダに移住したい方、海外に親子留学したい方のお役に立てたらと思っています。

海外移住したい方も、そうでない方も、ぜひあたたかく見守ってくださいね。

35歳にして初めて海外移住を決意した理由

いつか住みたい憧れのドイツ

今回は、私たち家族がなぜカナダ移住を決意したのか、ご紹介します。
理由は3つです。

1.学生時代に果たせなかった海外留学の夢を、大人になった今こそ叶えたい
2.子どもたちの将来を考えて、グローバルな環境で育てたい
3.自然豊かな土地で穏やかに暮らしたい

どれもありがちな理由ですね。
それぞれご紹介します。

1.学生時代に果たせなかった海外留学の夢を、大人になった今こそ叶えたい

羽田空港はあっちの方かな?

ひとつめの理由は、学生の頃果たせなかった海外留学が、やっぱり諦められなかったからです。

大学時代、西洋史を専攻していた私。
西洋の美しい街並みや自然、文化に強く憧れていました。

いつか海外で暮らしたい。
学生のうちに海外留学してみたい。

そう思っていました。

しかし、私の夢がか叶うことはありませんでした。

2008年9月、リーマンショック。

愛媛の片田舎にも多大な影響を与えたリーマンショック

世界を揺るがす大恐慌の影響で、父が勤めていた会社の経営が悪化。
最終的に、退職を余儀なくされました。

一家の大黒柱が収入を失い、私は海外留学はおろか、大学生活を続けることさえ危ぶまれてしまいます。

結局は国の制度に助けられ、「全額学費免除」を受けられたおかげで、大学自体は無事卒業できました。

しかし、もはや「海外に行きたい」なんて夢を持てる状況ではなかったのです。

あれから約15年。

社会人になり、結婚し、子どもにも恵まれました。

海外に行ったのは、新婚旅行で訪れたドイツだけです。
このドイツ旅行は、最高の思い出になりました。

仕事で海外経験の長い先輩方の話を聞くたびに、思いが募ります。

やっぱり、海外で暮らしてみたい

そんな頃、またしても世間を揺るがすビッグニュースが我が家を襲います。

新型コロナウイルスの感染です。

辛かった…。

私が35歳の誕生日を迎えるころ、ちょうどコロナにり患しました。
40℃の高熱が丸2日。

ぼーっとする頭の中で考えました。

もし今死んだら、後悔することはなんだろう。
家族のことと…あとはやっぱり、海外で生活しなかったことかな。

そんな思いがよぎりました。
そして、熱が下がり始めるや、スマートフォンで海外移住について調べまくる自分がいました。

海外に行くなら、少しでも若いうちの方がいい。
どうしたら、小さな子ども2人を連れて、家族で海外に住めるだろう。

こうして、私たちの海外移住計画がスタートしたのです。

まさかコロナにうなされて昔の夢が再熱するなんて、ほんと、人生何があるかわかりませんね!

2.子どもたちの将来を考えて、グローバルな環境で育てたい

マイクラが大好きな息子たち

ふたつめの理由は、子どもたちの将来を考えての教育的な目的です。

最初にお伝えしますが、私は日本が大好きです。

日本の歴史も、文化も、人のあたたかさも大好き。
現に幼少期から今まで、断続的にですが裏千家の茶道を習い続けていて、日本の美しい文化を心から尊敬しています。

一方で、今後の子どもたちの教育を考えたとき、日本だけで生活することの危うさを感じています。

きっかけは、私が人事部の採用担当として、海外の方の採用面接に立ち会ったことです。

グローバルに人材を募集していた会社だったため、イタリア人やアメリカ人、韓国人や香港人など、多くの方の面接に立ち会いました。

(ちなみに、英語はあまり話せません。)

特に印象的だったのは、台湾人の男性

イギリス留学を経験し、中国語・英語・日本語の3か国語を話す優秀な彼は、言いました。

自分の力で夢を叶えたいなら、台湾を出て働かなければならない。
今の台湾に、本当の意味での自由はないから。

それから、中国出身の20代の女性も、とても印象的でした。

アメリカの有名大学を出て、アメリカと日本でデザイナーとして活躍、自身の会社も立ち上げていた彼女。

知りたいこと、学びたいことがまだまだある。世界中で楽しいことがあって、体が一つじゃ足りない。

そんなことを話していました。

ふたりとも、私より5つ以上年下です。
こんな優秀な人材が、これほどまで強烈に、「世界」を意識して活躍しているのだと思うと、本当に驚かされました。

同時に、思いました。

これからは、個人のレベルで世界と渡り合う時代になる。
日本の中で、日本しか知らないで育つのは、いかにリスクの大きいことだろう。

世界は広い。知らないまま生きていく…?

これは私たち世代だけでなく、子どもたちの世代ほど、より深刻に考えるべき問題です。

我が子たちが今の状況のまま、日本だけで暮らし、日本だけの視点で育っていくことに、危機感を覚えました。

子どもたちの将来のために、海外に住んでみよう。

それは、英語を身につけさせたいという意味ではありません。

より広く、多様な視野を身に着けてほしい。
望めば世界のどこででも活躍できる人になってほしい。

そう思って、海外留学を決意しました。

3.自然豊かな土地で穏やかに暮らしたい

自然と街が良い感じに融合

3つ目の理由は、自然豊かな土地で穏やかに暮らしたい、というやや保守的な理由です。

私たち夫婦は、四国の愛媛県出身です。

就職して東京でバリバリと働き続けて、たくさんのスキルや経験を得ることができました。
愛媛では見ることのできなかった新しい世界に、たくさん出会えたと思います。

一方で、二人ともハードワークな毎日を過ごす中で、日々の生活に疲弊していました。

子どもが生まれてからも残業があるため、交代で保育園のお迎えに行く毎日。
もう一方は遅くなるため、保育園当番の日は完全ワンオペ状態です。

毎日毎日、あっという間に時間が過ぎて、何かをゆっくり考える余裕もありませんでした。

19:30まで保育園で過ごす子どもたちと、ゆっくり会話する時間も持てません。
正直、心身ともに疲弊しきっていました。

私は2度転職しましたが、私の癖なのか、結局いつもハードワークしてしまいます。
もう、ガラッと環境を変えてしまうしかない、と思いました。

そんなとき出会ったのが、欧米のみなさんの働き方です。

労働生産性が高く、ワークライフバランスが整っている。
休日は自然豊かな土地で、子どもたちと楽しく余暇を過ごす。

そんな生活に、心底憧れました。

もしかしたら、地元愛媛でもそんな生活が過ごせるかもしれません。
でも、海外を意識していた私たちにとって、Uターンの選択肢はありませんでした。

そんなこんなで、自然豊かで家族とのんびり過ごせる生活を目指して、海外移住を選んだのです。

150日後、本当に出国できるのか…?

憧れのカナダへ…!

今回は、私たち家族が海外移住を決意した理由をご紹介しました。

決意したはいいものの、海外移住、簡単ではありません。

果たして150日後に本当にカナダにたどり着けるのか!?
乞うご期待です😊


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