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理想の仕事を知る3ステップ|何者でもない雑草キャリアが何者かになるまで

こんにちは、さやです。

自分の専門性を見つけたい、仕事にしたい。
天職に巡り合いたい。

そう思っていても、なかなか実現できる人は少ないモノ。

そもそも自分にとってどんな状態が理想なのか、本当に胸を張って得意だと言えることは何なのか、理解している人は少ないと思います。

私もそうです。

最近noteであれこれと綴っているのは、仕事や生活に関してインプットした自分の情報を整理し、アウトプットするためです。

言語化は、頭の整理だけでなく、心の整理になると思っています。

今日は、私が採用マネージャーを務めた経験から考える、理想の仕事を探す3ステップをご紹介します。

転職活動をしている人、自分の働き方を改善したいと思われている方の思考の整理に役立ちます。ぜひ一度お試しください。


希望条件の4分類とは

転職活動をするとき、転職先の条件を考えますよね。

  • 年収○〇万円以上

  • 通勤時間が片道〇分以内

  • 週2日以上リモートワークができる

上記のような働き方や労働条件に関する希望が、必ずあるはずです。

他にも、企業や仕事内容に求めるモノもあるはず。

  • 老舗大手企業よりスタートアップ企業に挑戦したい

  • 地球環境の保全に取り組む会社に就職したい

  • 明確な成果目標を追い求める仕事がしたい

それから、人間関係や職場環境に関する希望もあります。

  • 同年代の女性が活躍している職場が良い

  • 尊敬できる上司のもとで働きたい

  • 子育てに理解のある仲間と働きたい

こんなかんじです。

「労働条件」「事業内容」「業務内容」「職場環境」の4つは、企業が人材採用をする際にアピールすべき必須ポイントといわれています。

つまり、人はこれら4つの内容を「仕事に求めること」として重視しているわけです。

この4分類を、便宜上「希望条件の4分類」と呼びましょう。

ここからは、希望条件の4分類をベースに理想の仕事を知るステップをご紹介します。ぜひ一緒にメモに書き出しながら読んでみてください。

STEP1|希望条件の4分類を整理する

先ほどご紹介した希望条件の4分類に沿って、自分の希望をとにかく書き出してみましょう。

私の場合は、以下の通りです。

【労働条件】
・毎月〇万円以上、安定して稼げる(←金額は伏せました🙇‍♀️)
・1日の労働時間は5時間程度
・働く場所や時間帯を自分でコントロールできる

【事業内容・業務内容】
※私の場合はフリーランスなのでまとめます。
・自分の裁量で仕事の進め方を決定できる
・創意工夫の余地がある
・新しいことに触れられる
・誰かの役に立つ
・フィードバックを得られる

【職場環境】
・作業は1人で集中できる
・日々の業務連絡はテキストで問題なく意思疎通できる
・時おり顔を合わせて方向性を確認できる
・互いを尊重し合えるチームで働く
・「阿吽の呼吸」ではなく言語化して伝える習慣がある

こんな感じでしょうか。

書き出してみるとけっこうたくさんあります。書き出したら、優先順位をつけるのもおすすめです。

たくさんある中で、絶対譲れないのはコレとコレとコレ!というかんじです。

ここまでできたら、現状と課題を整理します。

STEP2|現状を把握する

希望条件の4分類を眺めて、今の自分がすでに叶えられているもの、叶えられていないものを把握します。

私の場合、「仕事に求めること」を追い求めてフリーランスになった経緯があるため、ほとんどの条件を現状クリアしていました。

現時点でクリアできていないのは、以下2つです。

【クリアできていないもの】
・毎月〇万円以上、安定して稼げる
 →安定はしていない。月(作業量)によって変動が大きい
・誰かの役に立つ
 →巡り巡って誰かの役には立っているかもしれないが、実感がない

私が理想の仕事を手に入れるうえで足りていないのは、上記2つだと整理できました。

逆にいえば、この2つを満たせば理想に近い状態となるわけです。

転職活動をする場合は、今叶っているものが新しい職場でも保障されるわけではありません。だから、クリアできていないモノだけに注力するのは危険です。

ただ、現状を整理すれば「そもそもどうして転職したいんだっけ」という転職理由(または退職理由)が明確になるため、一度整理してみることをおすすめします。

もしクリアできていないものがわずかなら、転職をせずに副業で満たす、今の職場で満たす方法を考える、というのも手です。

そもそも転職をすべきなのかを考える材料になります。

転職する場合は、現在の仕事の不満になっている足りない要素を満たせる会社・求人を探していきます。

STEP3|必須項目を減らす

仕事に求めることと現状を書き出すことで、私は仕事に以下を求めていないことがわかります。

・大企業で働く
・有名人になってもてはやされる
・毎日仲間たちに囲まれてワイワイ働く
・明確な指示のもとで決められた業務のみに集中する
・出世して偉くなる

こういったものは、明確に自分の「必須項目」から消します。

当たり前のようですが、特に転職活動において条件や基準を消す作業は大切です。

そうでないと、「会社訪問したら雰囲気が良かった!」「有名な企業からスカウトを受けた!」といった本来基準にしていなふわっとしたモノに魅力を感じて、転職先を決めてしまいかねないからです。

もちろんインスピレーションは大切ですが、本来叶えたかった軸をしっかりもっておくことも、同じくらい大切です。

これから探すモノ

いかがでしょう?

自分の理想がどんな状態で、何が足りていなくて、どんな職場や仕事を探すべきなのか、少しクリアになったでしょうか?

私の場合、以下2つが今の仕事に足りない要素だと整理できました。

  1. 毎月〇万円以上、安定して稼げる

  2. 誰かの役に立つ

誰かの役に立つ仕事で収入が増え、安定すれば完ぺきというわけです。

ほとんどの項目が満たされているので、今の仕事はそのままで(転職せず)、足りない要素を副業的な仕事で補うと良さそうです。

そう思うと、無限にある仕事の選択肢がかなり絞られてきますよね。

こうやって、少しずつ自分の理想を手に入れる方向性を見つけていきます。

ではどんな仕事をすれば誰かの役に立つ実感を持てて、収入も安定するのか。まだまだ探求は続きます。

「理想の仕事探し迷子」になっているみなさんは、ぜひ一度お試しください。


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