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寝ようと思ったらご飯炊き忘れたことに気づいたとき

1日の家事を終えて、さ、寝よ!
ってゆったりした気持ちでおふとんに入る

読書してうとうとした頃に読書灯を消して目を閉じる

最高の夜やないか
おやすみ世界

って思った瞬間

ごはん炊くの忘れているきがする…

走馬灯のようにコンマ数秒の間で
寝る前の自分の行動を思い出してみるけど

間違いなくごはん炊くの忘れてる…

ああーめんどくさいなー
いきたくないわー台所
絶望、うんざり、最悪

タメイキ

とりあえず(ダンナが隣で寝てるのでこっそり)
声に出して今の気持ちを言ってみることにする

「あーごはん炊き忘れた〜、めんどくさっ」

不思議なことに
声に出してそのセリフを聞いてみると

すごいしょーもないこと言ってることに気がつく

それくらいのことさっさとやるか!

ってちょっとやる気になる

なんなら
いつもより丁寧にお米をといでみたりする

きっちり水もはかって

炊ける時間をセットして炊飯ボタンを押して

大好きなおふとんに(そっと)舞い戻る

なんかたいそうなことを成し遂げたような気がして
達成感がすっっっっっっっっっごい

炊き立てのごはんが楽しみになるから
明日が楽しみになる

うすぼんやりした読書灯を消して

おやすみ世界
今日も最高だったわ

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