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子どもが産まれて良かったこと

 様々な考えを持った人たちがいるから、あまり大きな声で言えなかったこと。ノートでは見たい人、読みたい人が読めば良いといった雰囲気なので、言いたいことが言える。
 子どもがいる生活は本当に幸せなんだ。育児は大変だけれど、幸せもたくさん増えたんだ。ということを伝えたい、文字にしておきたいと思ったので書いていく。共感できる方はゆっくりと読んでいただければと思う。

①笑顔が圧倒的に増えた

 22歳で結婚して30歳で第1子が産まれるまで8年ほど夫婦2人で生活してきた。大学を卒業した直後に結婚するほどだったので、お互いにこの人と結婚するだろうな、という雰囲気で大学時代から付き合っていた。そういった2人だったので、夫婦2人での生活もとても楽しかった。協力して家事をやったり、休みの日には出かけたり、趣味のキャンプをしたり、2人でマラソン大会に出場したりと楽しい日々を過ごしていた。
 そんな中、第1子妊娠が分かりとても喜んだが私は不安もあった。本当に大丈夫だろうか、やっていけるだろうか、、と。このことに関しては別の記事でも紹介しているので、見ていない人はぜひ読んでみてほしい。

 とにかく、そんなことは杞憂に終わった。子どもの一つ一つの動きや成長が本当に愛らしい。ちょっと笑うだけでこちら夫婦2人とも笑顔になる。少し動き方が変わったことを報告し合うだけで笑顔になる。
 終いには子どもが寝たあとの夫婦の会話でも、
「このときのあおくんもかわいかったよね!」と昔の写真を見合いながら笑顔で過ごしている。子どもが産まれてから育児が忙しく、夫婦喧嘩が増えた、ということも聞いていた。しかし、私たち夫婦はむしろ子どもが産まれてからのほうが夫婦喧嘩が減ったと思う。(もちろんたまーにはしているが笑)なぜなら、お互いに助け合わなければこの大変な育児を進めていくのは困難だとともに分かっているからだと思う。
 とにかく今何をしてほしいか、自分は何をしているかをしっかりと報告しつつ、育児に当たっているので、互いに子どもの成長を喜ぶ余裕ができているのだと思う。もちろん、平日の日中のほとんど私は仕事でいないから妻に頑張ってもらっていることが大きいのだが。ただその分帰ってからはなるべく自分のできることはしている。するように努力している。(もちろんいつもできているわけではない、、妻に感謝)
 まとめると、大きなこと小さなことすべてのことで子どもは私たちに「笑顔」をもたらしてくれる存在だ。

②視野を広げてくれた

 子どもと一緒にNHK教育テレビを見ていた。あおくんは「おかあさんといっしょ」がとにかく大好きだ。「おかあさんといっしょ」が流れると一目散にテレビの前を陣取り、手を叩いて一緒に踊っている。このテレビ番組にはなにか魔力のようなものが出ているのか、と考えるほど子どもを引き付ける。
 あおくんと一緒にじっくりと「おかあさんといっしょ」を見てみた。最初の季節の歌から始まり、ファンターネの物語へと繋がっていく。その後、動物の映像が流れる。何気なくその流れを見ていると、動物が大好きなあおくんは動物の映像が流れるたびに「んーー!!(〇〇さん!)」と声を出しながら動物を指差す。今まで「どうして動物の映像なんか流すんだろう?」と思っていたけれど、このような間のタイミングで流すことで子どもを引き付ける要素となっていることに気づいた。
 こういった気付きが本当に毎日数回はある。少し買い物に出るだけで、このスーパーには赤ちゃん用のカートが充実しているんだな、とか。この段差はバリアフリーになっているけれど、ベビーカーを押しているとほんの少しの段差でも躓いてしまうから、バリアフリーでもひっかかってしまうタイプのバリアフリーだ、とか。風が少し冷たいことを教えてくれる、とか。本当に些細なことが子どもにとってはとても大きなことになるわけで。そして、普段仕事仕事、、、となっていて気付かなかったたくさんのことに子どもは気付かせてくれた。
 時間がゆっくりと流れ、小さなことで幸せを感じられるようになった。素晴らしい変化を与えてくれた。

③たくさんの人の中で生きていることに気付かせてくれた

 社会で暮らしているとどうしても知っている人以外との会話がなくなる。仕事相手や夫婦、友人らとしか会話しなくなる。赤ちゃんを連れて歩いているとたくさんの人から声をかけられる。
「かわいいね~!」「何ヶ月ですか?」「おとなしくて良い子だね~」「子育て大変でしょう。頑張ってね~!」
 みんな赤の他人なのに親身に声をかけてくれる。社会の一部、通り過ぎる人々だったものがみんな友人や家族のような存在に思えてくる。知らない人々と話す機会が圧倒的に増えた。子どもの持つパワーはすごい。そして、人とつながることがこんなにも温かく、朗らかな気持ちになるんだなと改めて感じた。たくさんの人が生活する社会の中で、子どもを見守ろうという雰囲気を感じて、日本という国の素晴らしさを改めて感じた。

④「育児」を経験させてくれた

 子どもがいなければ育児を経験することはできない。そんな当たり前のことなんで言うんだ。という声が飛んできそうだが、、「育児」は本当に特別だと日々感じている。どんなにお金があっても、豪邸に住んでいても、芸能人と結婚していても、育児をするには子どもが産まれなければならない。むしろ、お金があるからこそ、「仕事」を優先して「育児」をベビーシッターさんに頼んでいる人もいるだろう。私はシンプルに「育児」はとても楽しいこと、面白いこと、幸せなことだと感じて生活している。
 世の中のお母さん方と違うのは、24時間ずっと一緒にいるわけではないということだ。むしろ「普通に仕事をしてたまに会う我が子だから可愛いんだろう。こっちは24時間一緒だからしんどいのほうが大きいぞ」と言われても仕方ないと思う。だが、そうだとしても私は「育児」が素晴らしいと思って日々子どもと関わっている。もちろん妻がメインで育児をしてくれるからこそできることなので妻への感謝が大きいのだが。
 とにかく私は自分の人生の中で「育児」を経験することができたことが本当に幸せなことだと感じている。これからも子どもの成長が本当に楽しみだ。

⑤「1日を大切に生きていく」ことの大事さを感じた

 夫婦2人で過ごしていたとき、「あっという間に12月だね」なんて会話をよくしていた。朝起きて出勤して、退勤してご飯食べて寝る、という日々のルーティンをこなしているだけであっという間に時が過ぎていく。そういった日々だった。きっとこの文章を読んでくださっている方もそういう人が多いだろう。
 子どもが産まれてからも1日があっという間に過ぎていくことに変わりはない。しかし、この一瞬を大切にしたい、と感じる瞬間が増えた。そして、この一瞬をずっと覚えていたい、と思える瞬間も増えた。
 子どもが初めて寝返りができた日。何もない1日がずっと覚えている大切な1日となった。その日は、私たちだけが覚えている大切な記念日になった。こういった瞬間が本当に増えた。この一日を大切にしたい。子どもに気付かされた瞬間だった。
 これからもきっと何気ない1日が大切な1日へと変わっていくんだ。

まとめ

 途中途中「もっと詳しく書きたい!」と思うことがあったので、今度またノートに詳しく書いていきたいと思う。改めて伝えたいことは、子育ては素晴らしいということだ。もちろん、「それはあなたが恵まれているからだ」という意見もあるだろう。それでも、子どもを育てるということの素晴らしさを文章にしてここに残しておきたいと思う。
 長文を読んでくれたみなさん、ありがとうございました。

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