コーヒー2023年度は収穫量減少で幕を開けた: コーヒー記事和訳


日本の年度が4月から始まるように、コロンビアのコーヒー年度は10月から始まります。


相変わらず生産量が伸び悩んでいるコロンビアコーヒーですが、El Colombianoに相変わらずなニュースが上がっていたので訳したいと思います。


 


元記事↓


https://www.elcolombiano.com/negocios/ano-cafetero-arranca-con-baja-produccion-OL19039263


 


コーヒー2023年度は収穫量減少で幕を開けた


-収穫量は28カ月間連続して続く降水量増加の影響を受けて減少している-


 


コロンビアにおける今年10月のコーヒー生産量は、88万8千袋(60kg/袋)と昨年同月の1010万袋(60kg/袋)から12%減少した。


コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)はこの生産量減少をラニーニャ現象による雨が原因だと考えている。この月はコーヒー2023年度が始まる月でもあったわけだが、輸出量は94万2千袋と、昨年同月の98万7千袋から5%減少した。


今年(2022年)のこれまでの生産量は900万袋を超えているが、昨年の1月から10月の生産量は1060万袋だったことから10%減少したことになる。


FNCはこれに対して「生産量減少は28カ月間連続して続くラニーニャ現象による過剰な雨が原因だと考えられます。この現象によって降水量が増え、日照時間が減ることでコーヒーの開花が抑えられてしまうのです。」と生産量減少の理由を説明している。


今年のこれまでの国外輸出量は約950万袋と前年同月の1010万袋から6%減少し、過去12カ月では1180万袋と前年同時期の1270万袋から7%減少した。


NY市場の1ポンドあたりのコロンビアコーヒーの価格はUS$1,72で、125キロあたりの国内買取価格は2.110.000ペソとなっている。


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