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きゃみーのアウトプット日誌 医学と哲学とpythonと

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最近の記事

非がん緩和ケアで意識すること(メモ・雑感)

簡単にCammyが非がんの緩和ケアを意識した時の考え方を記載してみる。概ね①→②→③で考えることが多い。 エビデンスがあるわけでもなく、あくまでcammy個人の頭の整理のための記載。 ⓪事前知識よく使うフレームワーク ・臨床倫理の4分割 https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2014/PA03059_02 ・3stage protocol https://agsjournals.onlinelibrary.wiley.c

    • 献本御礼 レジデントノート11月号

      【献本御礼】 飯塚病院の上司にあたる石上先生がレジデントノートの11月号を送ってくださったので拝読しました。 拙文ではありますが、とても良い本でしたので購入するか迷っている方の背中を押せるように、記録を残します <読者(私)の背景> PGY4 緩和医療を専攻している内科専攻医 専攻医以降は病棟総合内科と緩和ケアが5:5~6:4くらいの比率 <読むのにマッチしそうな人> 病棟診療でメインプロブレムはわかるけど、ほかってどう気を配れば?って研修医 高齢者診療って色

      • 読書感想文「Gノート 10月号 心不全x連携医療」

        人人人人人人人人人_ > 献本御礼 再び <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ なんともありがたいことに再度献本頂きました。 今回は「Gノート 10月号 心不全x連携医療」です。 研修医として、心不全を何例か経験させて頂いた自分にはベストな一冊でした。 心不全が「どんな病気か」の勉強を「hospitalist・心不全」で行いいつつ、心不全でも特に症状など出てきて今後どう過ごすのかを考える必要のあるstage3以降で、どう関わっていくかを考えるのに非常に勉強になる一冊で

        • 読書感想文「救急x緩和ケア ファーストブック」

          _人人人人人人人_ > 献 本 御 礼  <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ この度、縁あって 「救急x緩和ケア ファーストブック」 を献本頂きました。 まだPGY1の自分には身に余る光栄です。自分なんかで良かったのでしょうか ···· ようやく読み終えましたので、研修医目線の感想を書かせて頂こうと思います。 ターゲット層は「救急外来の出る人全般」の印象です。 研修医あるあるとして、鑑別や初期対応についての本は何かしら持っていると思うのですが、そういった本には無い内容が中

        非がん緩和ケアで意識すること(メモ・雑感)

          読書感想文「誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門」

          誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門(著:内藤理恵子) を読み終えたので感想を書きます。 個人的には非常に刺さる本で、大満足の一言に尽きますが、それだけでは何も説明になっていないので個人的によかった点を挙げさせて頂きたいと思います。 ・綺麗なストーリーライン 前半〜中盤までは数々の哲学家の死生観を挙げていきます。 そしてヴィトゲンシュタインが哲学を終わらせ、宗教的な死生観へと転換します。 この流れが非常にスムーズであり一気に読み進めることができました。 ・例え話が秀逸

          読書感想文「誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門」