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世界のオーガニック先進国に学ぶ!持続可能な暮らしのヒントと日本の未来

こんにちは!
自然環境とオーガニックに興味のある方に、ぜひ知っていただきたい情報をお届けする【キャンジョオーガニック】noteです。

今回は、オーガニック先進国として知られるイギリスとロサンゼルスから、持続可能な暮らしのヒントを学びつつ、2024年以降の日本の未来についても考えてみましょう。


イギリス発!オーガニックの聖地「リバーフォード」

イギリス南西部のリバーフォードは、オーガニック農業の先駆者であるガイ・ワトソン氏が1987年に設立した、オーガニック農場の集合体です。
現在では、野菜や果物、乳製品、肉類など、多岐にわたるオーガニック食品を生産・販売しています。

リバーフォードの特徴は、「Community Supported Agriculture(CSA)」と呼ばれる、消費者と生産者の直接的な関係を重視していること。
消費者は、季節ごとに農場が提供する食品ボックスのセットを購入し、新鮮で安全なオーガニック食品を手に入れることができます。

この取り組みは、食品の輸送距離を減らし、包装ゴミ を削減するだけでなく、消費者と生産者の信頼関係を築くことにも役立っています。私たちの暮らしの中にも、CSAの考え方を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

ちなみに、私たちが行っている有機農業ファームもこのような仕組みで提供できる形を模索しています

ロサンゼルスの「ファーマーズマーケット」で地元オーガニックを体験!

アメリカ・ロサンゼルスは、オーガニック食品や環境に優しいライフスタイルが根付いている都市の一つです。中でも注目したいのが、各地で開催されている「ファーマーズマーケット」。


ファーマーズマーケットの様子

ファーマーズマーケットは、地元の農家が直接消費者に新鮮な農作物を販売する場です。オーガニック農法で育てられた野菜や果物、手作りの加工食品など、こだわりの品々が並びます。生産者との会話を楽しみながら、旬の食材を選ぶことができるのも魅力の一つ。

ロサンゼルスのファーマーズマーケットには、オーガニック農法を実践する小規模農家が多数出店しています。彼らの取り組みを知ることで、オーガニックの価値や意義を肌で感じられるはずです。

小さな農園というところを敢えて売りにしている方もいました。資本主義とのたたかいなのです。

持続可能な暮らしのヒントを日常に取り入れよう!

イギリスのリバーフォードやロサンゼルスのファーマーズマーケットの事例から、私たちが学べることは多岐にわたります。

  • 地元の生産者を応援し、新鮮で安全な食材を選ぶ

  • 食品のムダを減らし、包装waste の削減に努める

  • 生産者との直接的な関係を大切にする

  • 旬の食材を楽しみ、自然のサイクルを意識する

これらのヒントを日常生活に取り入れることで、より持続可能な暮らしを実現できるのではないでしょうか。


このように毎週ロサンゼルスの様々なエリアで開催されています

2024年以降の日本:オーガニックと持続可能性の潮流

世界のオーガニック先進国の取り組みを見ていると、2024年以降の日本でも、オーガニックと持続可能性への関心がさらに高まっていくことが予想されます。

実際、日本でもオーガニック食品の市場規模は年々拡大しており、2030年には現在の2倍以上になると予測されています(農林水産省, 2021)。また、SDGsへの関心の高まりとともに、環境に優しい暮らし方を求める消費者も増加中。

こうした変化を背景に、日本でも以下のような動きが加速していくのではないでしょうか。

  • 地産地消や直売所の拡大:地元の農家と消費者をつなぐ取り組みが広がる

  • オーガニック農法の普及:化学肥料や農薬に頼らない農業が主流になっていく

  • フードロス削減の取り組み:食品廃棄をなくす社会的な意識が高まる

  • サーキュラーエコノミーの浸透:モノを再利用・再生産する経済モデルが定着する

政府や企業、そして私たち消費者一人一人が、オーガニックと持続可能性を意識した選択を積み重ねていくことで、日本の未来は大きく変わっていくはずです。


まとめ:オーガニックな未来を目指して

イギリスやロサンゼルスの事例から学びつつ、日本の未来を見据えることで見えてくるのは、オーガニックと持続可能性がキーワードとなる社会の姿です。

私たちには、その実現に向けて、今できることがたくさんあります。例えば、地元の農家を応援したり、フードロスを減らす工夫をしたり、モノを大切に使い続けたり。一人一人の小さな行動が、2024年以降の日本を、そして世界を変えていくのです。

オーガニックな未来を目指して、今日から一歩を踏み出してみませんか?きっと、あなたの暮らしも、地球も、もっと健やかに輝き始めるはずです。

参考文献:

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