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洗濯、最高じゃん。『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(洗濯ブラザーズ著)を読んで

 洗濯が好きだ。というより小生、家事全般が好きである。理由はシンプルで、やればやっただけ目に見えて成果が上がるからである。

 世の中残酷で、生まれ持った才能というのは確実に存在する。才能なき凡人が血反吐を吐くような努力をしても、天賦の才を持った人の壁は越えられない。

 ましてや、小生が好んでいるのは俳句である。明確な答えが存在しない感覚の世界のお話だ。納得の句作ができても、天性の俳人の句を前にしては、あまりにも惨めな気持ちになる。

 だが、家事は違う。やればやった分だけ確実に得るものがある。そして、自分の周りにいる人にも確実に益する。効率が悪かろうが、自己流だろうがなんだっていい。とにかくやりさえすれば手ごたえがある。つまり無意味ではないのだ。そのことが、自分の存在を肯定してくれるようで、だから、小生は家事が好きなのだ。

 そんな小生であるから、書店で本書を見つけて飛びついたわけである。そしてすぐさま読んで納得した。ちゃんと洗濯にも答えがあった。答えのある事のなんと心地よき事よ。

 アウトプットすべきことは沢山あったが、具体的な洗濯方法を書き出してしまうとまとめサイト見たくなってしまうので、それは控える。だから、小生が感動した一文だけ添える。

自分や家族の服を大切にすることは、
自分や家族ひとりひとりを大切にすることと同じ、
とボクらは信じています。

P211 「おわりに」から一文抜粋

 これが洗濯に限らず、家事の本質なのだと思った。

 一生モノの知識が得られる。気になる方は是非本書をご一読いただきたい。


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