～想いをつなぐ～　カメラのヤマヤ【5】（tweet 21～25）

かつてTwitterで連載していた物語を転載しています。

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この続きです。

21『二つ返事』

先代が、更地にするのを取りやめ、
『#カメラのヤマヤ』を残すことを決めたのは、
他ならぬ彼からの申し出だったからこそでしょう。

その2017年2月から今に至るまで、
いつも気にかけてくださっています。

（2019.3.4 tweet）

22『さよならの日』

「今すぐ来て！」

2017年3月初旬、彼に緊急呼び出しがかかりました。

ほんの数日前、先代の『#カメラのヤマヤ』最終日まで
騙し騙し動かしてきた #ミニラボ（現像機）を、
搬出する日のことでした。

（2019.3.5 tweet）

23『さよならの前に』

2017年3月、搬出担当の方は、
『#カメラのヤマヤ』にたった一人でいらっしゃいました。

据え置かれていた #ミニラボ はとても大きく重く、
到底一人や二人では動かすことができません。

（2019.3.6 tweet）

24『さよならのはじまり』

2017年3月のその日も、
まだ残る寒さと麗かな春の気配が同居しているような日でした。

『#カメラのヤマヤ』の #ミニラボ は、
漸く辿り着いた彼の力も加わって、
そろそろと移動を始めました。

（2019.3.8 tweet）

25『火事場の莫迦力』

死ぬかと思った…

重さ450kgの #ミニラボ が倒れそうになった時、
思わず彼は呟きました。

『#カメラのヤマヤ』店内から数メートルの移動すら危険作業。

2017年3月、春なのに汗びっしょりです。

（2019.3.9 tweet）

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