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X-S10のある暮らし 1ヶ月を過ぎて

さて、FUJIFILM X-S10をお迎えして1ヶ月が過ぎようとしています。わたしにとっては初めての本格カメラです。


良くも悪くも、ライバル機?X-E4を先にレンタルサービスでお借りしてしまったことから、『初めて』ならではのいろんな感動を持って行かれてしまったせいか、正直言うと開封の儀の感動やマイカメラ初めてのシャッターなど、もちろん覚えていますが鮮烈というほどの印象は残っていなかったりするのです。


でも。


お出かけのたびに、あるいはお散歩や出社のときに持ち歩いて。(なにしろペットボトル程度の重さなので、カバンに入れればぜーんぜん重さを感じなくて「ちゃんと中身入ってるよね?!」と確認することも)

撮りたいと思った時にピント合わせてシャッターを切ってみて。

(超×∞低レベルですが)自分で悦に入れるような画が撮れたような気がすることが積み重なっていくと。

X-S10にどんどんどんどん愛着が湧いてきて、とても素敵な蜜月を過ごさせて頂いているように思います。


極め付けは、オトさんが(自分の趣味で)X-S10に底面保護のためのグリップや、ストラップ、アイカップを世界中から取り寄せてお化粧してくれたのが殊の外お似合いで、惚れ直してしまったこと。


か、カッコ可愛い。。。!!!

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(↑オトさんがX-Pro2 XF35mm F1.4で撮りました)


そしてそれを撮る自分の姿を鏡越しで思いっきり露出上げて撮影してみた時、『この姿、わたし結構イケてる?!』と厚かましくもおめでたい誤解をしてしまったことが大きく影響しているように思います。(でもこういう思い込み、大事ですよね?!ね?!)


ちゃんと『カメラ』なんですけど、小さくて、キュッとコンパクトに詰まった感じ。グリップは女性の手でもフィットするし、真っ黒いボディはほんのりクラシカル。

男性は言うまでもなくですが、大人カメラ女子にぜひ使って頂きたい感じがします。ナチュラルテイストなら、アースカラーのスプリングコートにボーダーシャツとワイドパンツ、ベレー帽、フラットパンプスとの組み合わせなんてどうかしら。あるいは、コンサバ系のお嬢さんなら、シンプルな白シャツ&胸元にゴールドのプチネックレス。カメラストラップはふんわり柔らかな色合いのスカーフ仕立てのものにして。ボトムはシンプルに濃いインディゴのジーンズ。ピンクや白の可愛いミラーレス一眼もキュートだけれど、こちらはきっと飽きずに末長くお付き合いできるよ。


自分のファッションセンスの無さからX-E4を避けたくらいなのに、今は自発的にX-S10に相応しい格好がしたい、なんて思ってるのがとても不思議。あのときX-E4を選んできたら、服装も小綺麗に合わせないと、といった義務感のほうが先に立って、ちょっと息苦しかったように思うのですが。いろんなファッションにマッチする懐の深さがX-S10には備わっているように感じます。

まさかX-S10をアクセサリーにしてコーディネートを楽しもうって思えるなんて考えてもなかったなぁ。

※あ、でも当初から言ってますが、公式のサイトのプロモ画像ではガーリースタイルの外国人モデルさんとX-S10がとてもマッチしてて大人かわいいんです。それに思いっきり惹かれたので要素はあったのかな?



やや脱線しましたが、X-S10のことを考えるとき、すごくウキウキした気分になります。悩みに悩んで入手した、初めてのマイカメラ、だから一層そう感じるのかしら。(あ、初めてというのは本格カメラでは、ということです。大昔の数百万画素?他社コンデジはなかったことになってます・・・)


オトさんが、自転車(ロードバイク)を肴に飲める、なんて昔よく言っていましたが、X-S10でようやくその境地がわかりました。


撮影してもしなくても四六時中視界に入れておきたい。

分厚い(?)グリップの握り心地を楽しみつつ(アクセサリー付けてみて唯一切ないのは、ボディ本体のあの指に沿うようなグリップの窪みが失われたこと。カッコ良さに負けたけど、それだけはとても残念)、電源を入れて(意味ないけど)ファインダーをのぞきたい。ウィーンと起動するXC15-45mm F3.5-5.6 の音さえ気分を高揚させてくれます。XC50-230mmのような望遠レンズでもぜーんぜん重いと思わない余裕の頼もしさ!もちろんシャッターも切って、ピピッ、カシャッと音が聞こえたら最高。多分、触覚と視覚と聴覚がX-S10に侵されています。(さすがに嗅覚と味覚はX-S10で味わってませんが。)

ちょっと前に、推しキャラのフィギュアをカバンに忍ばせて・・・というtweetかな?を見かけたのですが、まさにそんな感じ。

(ちなみに今日オトさん、体調崩して寝ているのですが、ベッドの脇にX-Pro2もっていっています。ぬいぐるみ・・・???)


でもカナシイことに、ちょうどX-E4も発売されたので感じるのですが、X-S10はX-E4ほどクセがないおりこうさんな万能型ゆえか、読んでるこちらがテンション上がるようなクレイジーなレビューがあんまりないんですよね。お行儀の良いレビューはたくさん見かけるのですが。スペックや機能、画質、コストパフォーマンスにばかり焦点があたってしまって(確かにそこすっごい魅力だけど)、所有して嬉しい!使って楽しい!というエモーショナルなレビューがあまり見当たらないんです。名機というキーワードはたくさん見かけるのに。

もはや気持ち悪いレベルに至ってしまっているわたしのX-S10愛を、同じくX-S10を愛する皆様と共有したくて仕方ないので、X-S10が好き!サイコー!という方はぜひnoteでもブログでも価格コムレビューでもYoutubeでも熱烈な(できれば常軌を逸した)レビューをお願いします。もれなく拝読に上がり、その愛を共有します笑。

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なお、この間、noteを始めたり、Twitterや Instagramで専用アカウント作ってみたりして、カメラや写真を愛する皆さんとコミュニケーションを少しずつ増やしていってるのもカメラのある暮らしを楽しめているポイントなのかもしれませんね。家族とのコミュニケーションが最優先だからゆるーくのんびりとしかできませんけど、、、

基本飽き性なわたしも、今回は結構続くんじゃない?と予感しています。

(ただ、おかげでカメラ購入騒動前に受験する予定で受験料も振り込んでいた某国家試験の勉強は、この一連の流れでキレイさっぱり忘れ去られて、結局来年回しになりました。トホホ。。。)

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