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趣味の写真と絵描きのしごと

写真を撮りはじめたころ、写真と絵は別物だと思っていた。

だけど、イラストレーターやデザイナーの知り合いができ、一緒に仕事をするようになり、話を聞いているうちに、写真と絵は切っても切れないものなんだなとわかった。

2つは、視覚での表現を軸として、共鳴と反発を繰り返している。そうすることで、お互いの領域を侵しながら発展してきたんじゃないかと。

そもそも、絵や写真っていうのは食べものではないので、肉やお米みたいに口にいれて食感がわかるというものではなく。目視と感覚で堪能するというか。

写真などの画像を一度絵に描いて、それを写真に撮って作品にしている写真家がいて、正直、最初は意味不明だったんだけど、はじめのモチーフは写真なわけで、別におかしなことはないんですよね。

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ラップに包まれた肉や魚は、見ることも、ラップ越しに触ることもできるけど、あえて食べることはしない。

そういうものなのかなあ、と妙に腑に落ちたりして。

写真と絵は対立するものじゃない。最初からずっとひとつだったんだなあ。

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