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「玉ボケ」とは何か?

歳月は人を待たず

 さてさて、このnoteは「カメラがバンバンうまくなる方法」ってタイトルで今年の3月にはじめたのですが・・・早いなぁ、もう5ヶ月ぐらい経ったのかぁ・・・えー、で、もう5ヶ月も経ってしまいましたが、今のところ、僕のカメラの腕は「バンバンうまく」はなっておりません・・・。というか「書くのがバンバン滞っている」noteになりつつあります・・・とほほ。僕は、いまだに「カメラ専門用語」と格闘中・・・。

盛年重ねて来たらず

 牛の歩みのように進む僕のカメラ勉強ですが、さすがに5ヶ月もやっていると、ちょっとは学習しました。5ヶ月前の僕は「絞り」も「焦点距離」も「開放」もわかりませんでしたが・・・今ではわかります! ・・・うっすらとですが・・・。僕ももう初老なので、新しい知識が入って来ないのですよね。むかしはスポンジに水が吸い込むように知識が入ったのだけれどなぁ・・・あぁ、盛年重ねて来らず。けれども、パッキンが割れそうな水道から、ポタリポタリと洗面器に水が貯まるように、少しづつですが、僕のカメラ知識が増えてきております!

時に及んで当に勉励すべし

 で、この「わかってくる感じ」を例えるならば、あのー・・・英語の勉強に似ています。英語って単語の意味がわかれば、おぼろげながら文章の意味がわかりますよね。カメラ用語の勉強もそれに似ています。カメラ用語をおぼえれば、おぼろげながらも文章が読める。なので、雨だれが岩を穿つが如く、1個ずつわからないカメラ用語を勉強していくと、虚仮の一念岩をも通すで、文章が理解ができるようになります・・・おぼろげの、ボケボケですが・・・てなわけで、今回もカメラ用語のお勉強でございます! 今日は「玉ボケ」です。さてさて「玉ボケ」とは、いったい何か?

「玉ボケ」とは何か?

 ということで、なんて便利なんだインターネットで検索してみますと「玉ボケ」とは・・・以下引用。

「玉ボケ」とは、背景で「丸くボケている」部分のこと。「丸ボケ」とも言う。点光源をボカすことで表現できる。

 なるほど。「点光源」とは「小さい光源」ってことだと思われます。さらに引用。

玉ボケは「ボケ」なので、背景が大きくボケるような設定にすれば、より大きな玉ボケが楽しめます。撮影モードは絞り優先オートに設定して、背景がボケやすいように、F値を一番小さな数字に設定します。F値が明るい単焦点レンズでは、より大きな玉ボケをとらえることができます。 例えば同じ場所で「F5.6」と「F11」で撮影したとします。どちらも点光源は玉ボケになりますが、玉ボケの大きさが変わります。玉ボケを大きくしたいのならば、F値をできるだけ小さく(開放F値)設定するようにしましょう。そのため同じ焦点距離ならば、F値が明るい単焦点レンズの方が、大きな玉ボケが写しやすくなると言えます。

 ・・・いかがですか、みなさん、この引用部分の文章の意味ってわかりますか? 5ヶ月前の僕だと「何のこっだが、さっぱしわがんね! ずんだもち食って寝る!!」と言っていたでしょうが、あにはからんや、今の僕には「ははははは! 読める! 読めるぞ! まるで人がゴミのようだ!!」って感じで理解できます。うれしー。初老で老眼でもまだ少しは新しい知識が入るようです・・・。さらに引用。

玉ボケにするには、4つの要素が重要になります。絞り優先オートに設定して「F値を小さくする」以外に、「主役となる被写体に近づく」、「長い焦点距離のレンズをつかう」、「遠くの背景を選ぶ」、これらの要素を組み合わせることでより大きなボケが得られるようになります。

 ふむふむ。この文章はつまりは玉ボケの撮り方ですね。まとめますと・・・。

(イ)F値を小さくすべし!
(ロ)被写体に近づくべし!
(ハ)長い焦点距離のレンズを使うべし!
(ニ)背景は遠くにすべし!

 なるほどなるほど・・・では、ちょっと撮ってみようかなぁ・・・。

いざ、実撮!

 ということでございまして、撮影してみます。被写体は毎度おなじみ「やきとりを塩で食べるための塩」。アマゾンにて絶賛発売中! で、それを僕の持っているレンズで一番焦点距離を長くして・・・つまりはズームにして(焦点距離55mm)・・・絞り優先モードにして、被写体に近づいてピントを合わせて、被写界深度を狭くして・・・こういう文章も書けるようになりました・・・で、バックにベランダのバジルに水をかけたものを置いて、写します。まず最初は、F値を最大の、F25で撮影するとこんな感じ・・・。


塩にレフ板を、あてれば良かった・・・



 バジルがはっきり写っていますよね。で、これを、次に、F値を最小のF4,0にして撮影すると・・・。


玉ボケた!


 おー、ちゃんと「玉ボケ」が撮れました! 拡大してみましょう!



玉ボケてます!


 あらあらキレイに丸々と玉ボケてますねー! イメージ画像に使えそう。玉ボケ撮影成功です! うれしー!!  うんうん、なるほどなー、「F値を制するものはボケを制す」ですね。初老だけど、もっと「絞り」の勉強しよう! と心に誓う、老眼で、つむじハゲになりつつある、2023年の盛夏なのでありました・・・。ご静聴ありがとうございました・・・。

最後にこれを書かなくちゃ!

 ・・・あ、そうそう、最後にこれを書かなくちゃ! 以前にいただいたコメントが、カメラシロウトの方でも、ここ5回分で書いたnoteを読むとわかりますよ!
で、いただいたコメントはこちら・・・中岡始さん、コメントありがとうございました!

こんばんは、初めまして。強度の近視・乱視持ちです。裸眼ですと、常にアウトフォーカスです。焦点距離は、せいぜいマクロレンズの開放付近くらいです。裸眼で夜景を見ると…すべてが玉ボケになります。そんな私ですが、ハードコンタクトレンズを装着すると、一気にF22くらいは見えるようになります。

 ・・・どうですか、 今回を含めた過去5回分のnoteを読んだ、カメラ・ド・シロウトのみなさま・・・「アウトフォーカス」も「焦点距離」も「マクロレンズ」も「開放」も「玉ボケ」も、すべてが、それはまるで料亭の一番ダシを飲むように、するすると胃の腑に落ちたことでしょう! あぁ、知識があるってすばらしい! エイドリアーン!! てなわけでございまして、ちょうど時間となりました〜♪ ってことで、今回はここまで! 次回を刮目相待!! 

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