見出し画像

0518_ゆたかさって何だろう


豊かさってなんだろう。

あまり、考えたことがなかった。

豊かさについて考えるのは、27年の中で3回目ぐらいじゃないだろうか。


人生ってなんだろう。

生きる意味ってなんだろう。

自分はどうしたいんだろう。

何が幸せなんだろう。

何を大切にしたいんだろう。

どう生き、どんな気持ちで死にたいのだろう。

そんなことは、よく考えているけれど。


これは、自分の中の幸せの尺度に

『ゆたかさ』という言葉が無かったからだと思う。

考えないほどに、豊かであることに慣れていたのか、

私の中の『豊か』が、一面だけであったのか。


言葉の意味を調べてみたところ。

豊かとは、ゆとりが見えるほど満ち足りた状態であること。


note公式さんは、

・自分が心地よいと感じること

・自分にとっての特別な時間、場所、もの

・これから「ゆたかさ」「幸せ」の基準になっていくと思うもの、こと

と記している。


ああ、私の拙い、

好きだ、

心地良い、

幸せだなぁ


そんな日々の思いは、豊かと呼ぶんだ。


最近、『ゆたかだ』と思ったことが沢山ある。


ベランダで彼と2人日向ぼっこ

毎日家で、好きなおひるごはんを食べられること

自然派のお菓子屋さんの愛情こもった紅茶パウンドを、苦いコーヒーのお供にするとき

長年の友人と、取り留めもなく話す時間

長風呂しながら、podcastで新しい知識を入れること

毎日送られる甥っ子の動画をみて、躓く姿や、寝息を立てる姿をみること(これはとんでもなく豊か。)

晴れた日に干す洗濯物。

兄の誕生日や、母の日のプレゼントを贈ること

休日少し手の込んだ料理を、を夫とつくること

ロングだった髪を切って、いつもより続かない手触りにウキウキする瞬間。


やはり最近、ゆたかだと感じる瞬間が増えている。

人生の、プロセスそのものを楽しむ、

なんでもない毎日を楽しむ、

そんな価値も大切にしたいと思うようになった。


生き急ぐ私は、何かを残さなければ

身につけなければ

意味のある1日を過ごさなければと

自分で自分を追い立てていることが多かった

(今もある)

常に上昇していないと、保たれない、満たされない、そういう感覚。

悪いことではないと思う。

でも、時折苦しくなる。

なんのために?と、自問することも多い。



人生ほど無駄なものはない。

と誰かが言った。

生きて、死ぬ。それだけ。


ならば、楽しむための人生を、

もらったんだと思う。

こんなにも恵まれた人生をもらったのだから、

楽しもう。


その代わり、沢山のことを考えて、

自分にできることはやろう。

そんな風に思っている。



日々の豊かなことをかき集めて、

心地よく生きていきたい。



現状維持の中にも豊かが溢れてる、

そんな風に思うようになった、近頃。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?