見出し画像

退職するか否か、悩んだ末に

以前、不妊治療と仕事の両立や、自分自身の精神衛生などを踏まえ、会社を退職しようかと思っている(悩んでいる)と、noteに書きました⇓⇓

その後、どんな経緯があって、どんな結論を出したかを、今日は綴ってみたいと思います。

上記記事を書いた後、わりとすぐに私は上司に時間をいただき、
心に決めた思いを伝えました。

「会社を辞めたいです」

不妊治療と仕事の両立や、流産での辛い思いを経て、
精神的に疲れてしまい、一度立ち止まりたいと正直にお話ししました。

上司の返答は・・・

「もし、まだ揺れる思いがあるならもっと揺れていい」

私の話に対し首を縦に振るのではなく、不妊治療の辛さは理解してくださったうえで「辞めるな」というスタンスで、諭すように色々とお話ししてくださいました。

私としては意を決して、退職を申し出たつもりでしたが、いったん保留となったわけです。。
最初は、「せっかく勇気を振り絞って言ったのに辞めれないじゃん」と一瞬思ったものの、その後も「仕事の日常」は容赦なく続き、そんな日々を過ごしているうちに、「仕事を頑張る自分=自己肯定感」と感じる部分もあり、仕事に夢中になっている間は治療のことを忘れられて、それはそれでよいかな、と思えるようになってきました。

上司が退職を留まるよう諭してくださり、保留期間があったことで、私は考え直し、

最終的に「退職しない」結論に至りました。

ただ、これはあくまで「私の場合はこうでした」という一例に過ぎなく、実際は、退職を選択する方や、雇用形態を変える方、治療を断念せざるを得ない方も多く存在することを理解しております。

「赤ちゃんが欲しい」という、とても純粋で人間的な思いを持つだけで、なんでこんなに苦労しなければいけない世の中なんだ…と疑問を持ち、少しでも社会を改善したい!!!!と微力ながら奮起。まずは自分の勤める会社に対し、「不妊治療と仕事の両立サポート」が出来ないか、提案制度を使い、声をあげたのです。
ありがたいことに、採用され制度導入の運びになりました…!(この話は別記事に今度書いてみたいと思います)


今、同じように悩んでいる方は、ご自身にとって最良の選択ができますように祈っております。
正解はないと思います。自分が良いと思ったらそれで良いんだと思います。
また、同時に、悩んだ時の選択肢が狭まらないように、社会のサポート体制が良い方向に変わっていくといいなと願い続けます。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?