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私がカンボジアにいる理由

こんにちは。
今回のブログを担当するちょすと言います。


自己紹介

まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は現在カンボジアの首都プノンペンから車で二時間ほどのところに位置する大学の三年生です。専攻はITですが、文系の私にとって難しいことばかりで毎日必死に授業に食らいついて頑張っています。

カンボジア行きの決め手

「なんでカンボジアを選んだの?」
と本当によく聞かれるのですが、一番の理由は発展途上国に興味があったから、これだけです。

私は、ワクワクしないことに時間を使えません。
当時の私にとって日本は退屈な国というだけでした。なんでも手に入って便利で刺激がない。そんな私に衝撃を与えたのが「発展途上国のこどもたち」でした。学校に通いたいのに通えない、家族のために働かなくてはいけない。
この子たちのために何かできたら私の人生が何か変わるのではないかと直感的に思ったのを今でも覚えています。

ここから私の発展途上国への興味が始まり、高校生の時は発展途上国に留学できる大学に進学しようと考えていました。
しかし、高校の三者面談で母と話している時に、
「1年弱留学したところで何もわかるはずがないから、日本で無駄な時間を過ごさず大学4年間使って行ってくれば?」
と言われました。
「なるほど!」
妙に納得してしまった私の発展途上国の大学探しがここから始まりました。

条件は以下の3点

  1. 大学費用や生活費をなるべく自分でまかなえて返済ができる範囲であること

  2. 英語でITが学べるところ

  3. 頼ることができる日本人が近くにいること

いろいろ探した結果、出会ったのがカンボジアの大学でした。

フィクションがノンフィクションに

突然ですが、ケビン・カーターによる『ハゲワシと少女』という写真を知っていますか?

『ハゲワシと少女』ケビン・カーター(1993年撮影)

私の家にはこの写真がありました。
幼い時に勝手に母の部屋に忍び込んだ時に偶然見つけてしまったのです。
ハゲワシがうずくまっている少女をまるで獲物かのように狙っている写真です。初めてこれを目にしたときに現実のものとは思えませんでした。
なんで人間が鳥に狙われるの?そんなくらいに思っていたのかもしれません。
ただ、学がつき、発展途上国についてしれば知るほどあの写真が本当だったことに気づき始めました。
私の発展途上国への興味はもしかしたらそこから始まっていたのかもしれません。と今振り返ると思います。

ちなみに、知らない方や気になる方のために。
このあと少女は起き上がり歩き出しております。全然無事です。

カンボジアでの生活

上でも述べている通り、発展途上国の暮らしは日本とは相違点が多く、初心者にとって楽ではありませんでした。
大雨が降ったら途切れるインターネットも、日本ではあまり見られない食生活に関しても、衛生面に関しても、配送サービスだって、何もかも日本と比べてしまえば便利とは言えないでしょう。

海外に出れば出るほどいかに日本が便利かを思い知ります。
それでも彼らには「ないものを作ろう」という精神があるのです。そんな環境下で生活をより快適にする術を知っています。

勉強熱心で将来を見据えている彼らと同じ寮で生活するのは毎日が刺激的で、とても有意義な時間です。

案外、でっかい虫にわーきゃー言いながら生活するのも悪くありません。

まとめ

私がカンボジアにいる理由は、毎日に刺激が欲しいから。
カンボジアに出てきて日本がいかに良いところかを思い知りますが、それでも彼らとの生活は常に新しくて飽きません。
私ができない体験をいつも与えてくれるのが発展途上国です。まだもう少し発展途上国という枠の中に収まっていたいなと思います。

それではまた!次の記事で会いましょう!


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