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amanon 天野地区非公認セレクトショップ with ケロリンバザール【和歌山・かつらぎ町】

「みんなでぐるっとハロウィンマルシェ」取材記事①

10月30日(日)かつらぎ公園グラウンドにて開催された「みんなでぐるっとハロウィンマルシェ」。この日、紀州かつらぎ熱中小学校ライター部として、4つの店舗を取材させていただくことができました。
さまざまな興味深いお話を伺いましたので、順次ご紹介させていただきます。

【amanon 天野地区非公認セレクトショップ with ケロリンバザール】

数あるマルシェ出店の中でもひときわ目を引いたのは、テーブルに置かれたバラの花手水セットでした。赤を基調とした小ぶりのバラが、大きなガラスボウルいっぱいに浮かんでいます。

あまりに美しかったのでお話を伺ってみると、このバラは摘み取られて廃棄されるはずの脇芽の花だとのこと。それを活かして「佐藤バラ園」では花手水セットを作っているそうです。

「水替えは1週間に一度程度で十分。バラは生花ですが、ゆうに2週間くらいは持ちますよ。ワイングラスに入れて楽しむ方もいます」
と、店舗の方。

同じバラを使ったボトル入りのドライフラワーもあり、こちらは花の色が少し濃く、落ち着いた色合いがまた素敵でした。

ところでこのバラは、かつらぎ町天野に建つ世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社にも奉納されているとのこと。丹生都比売神社の拝殿の両側にはいつもバラの花がいっぱいに浮かべられた花手水があり、行き合った参拝者が思わず、
「きれいですね」
と、ひと言ふた言交わしながらカメラを向けるスポットとなっています。私も参拝した際、いつもほっこりした気持ちをいただいています。

その丹生都比売さまのバラと同じものをうちにお迎えできる……。そんなミーハーな気持ちもあり、私はドライフラワーのボトルを購入。(実は奉賛会に入っているほどの丹生都比売さまファンです)

「amanon」には他にも「cafe客殿」のオリジナルドリップコーヒーや、こちらも廃棄されるはずの完熟トマトを使ったボトルドリンク「天野美人」、地域おこし協力隊の方が作った生の蜂蜜「はちみつ晩春」など、天野地区の特産品がたくさん並べられていました。

今回、対応してくださった方はなんと同じ紀州かつらぎ熱中小学校の生徒さん。ライター部の名刺をお渡しした時にそれがわかり、びっくりしました。今後、授業の日には「ゆずり葉」にて切り花や花手水の販売をするかもしれない、とのことでしたので、それもまた楽しみです。

(ライター部:大北美年)

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