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ほのぼの。

季節は違うけど、ふと思い出したことがある。

学校はずっと苦手だったけど、
ほのぼのした思い出もあった。

栗の季節、通学路に栗の木があった。
いま思えば、しちゃいけないように思うけど、
友達と"一日一栗"と下に落ちている栗を拾って、
校門に立つ校長先生に渡していた。

校長先生は、受け取ってくれて校長室にも飾ってくれた。

そのあとはなんと、栗ご飯にもしてくれた。
とっても嬉しかった。

学校の先生や規則には、
もやもやすることもあったし、
やっぱり今、振り返っても学校という場所や
空気感は苦手だ。

ただ、ほのぼのした温かい思い出もある。

話は変わるが、昨日、精神科の定期診察があった。
言いたいことを全て吐き出した。
そのあと、通学路の栗の木を見ることがあり、思い出した。このほのぼのした思い出といつも頑張っていた自分。やっと自分を大切にする意味が分かった気がする。

昔の自分に言いたい。

えらいね。そんなに無理しなくていいよ。
もっと肩の力抜いて生きていいよって。



しかし不思議でたまらないが、
校長先生の顔も名前も何ひとつ思い出せない。
卒業アルバムも別の校長にかわってるのでいったいどんな先生だったのか。自分の記憶力にびっくりする。
それにしても特に中学高校の先生で、関わりのない先生はほぼ覚えていない。友達は関わらなくても何かしら覚えているのに。


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