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医療事務員になって感じたこと

こんにちは。のんと申します。
私は医療事務員になって今年で7年目になります。
改めて振り返るととても長いようであっという間な気がします。
今回は私が医療事務という仕事をして感じた事をお話しして行こうと思います。


  1. 病院とクリニックで仕事内容が異なる

  2. 保険証の奥深さ

  3. 選定療養費という恐怖

  4. 待ち時間

  5. 給料

  6. レセプトの締切

  7. 患者さんからのありがとう


1、病院とクリニックで仕事内容が異なる

私が勤めているのは総合病院になります。
その中のブロック受付という仕事をしています。
総合病院はいろんな診療科が集まっているので、各診療科ごとにブロック受付というものがあります。
そして総合受付でお会計などをします。
総合病院はたくさん診療科がある分、それぞれで受付をしてお会計は総合受付でする場合が多いです。
クリニックだと診療科が少ない分、受付もお会計も基本的には同じ受付で済ませます。
このように同じ医療事務員でも病院とクリニックでやる仕事が少し異なります。

2、保険証の奥深さ

医療事務員として働く上で最初に覚えるのが保険証の見方だと思います。
保険証の種類は「社会保険」と「国民健康保険」の二つになります。
ですが保険証の他にも付属で持っている証書というものがあります。これの種類がとても多いです。
病院に勤めていなければ見る事も無いようなものがたくさんあります。
基本的に保険証などの入力は手打ちなので、間違えないように入力しなくてはいけません。
何年経っても保険証の入力には苦戦してしまう事があります。
特に国民健康保険など国で発行している物は毎年仕様が変わるのでその度に入力の仕方も対応しなくてはいけません。

3、選定療養費という恐怖

選定療養費とは簡潔にいうと、国で定められた制度であり、200床以上の病院に初診で診察する時にかかるお金です。
基本的に初診の時に発生しますが、私が勤めている病院では、4ヶ月以上間が空いた場合もかかります。
この制度は2016年4月の健康保険法改正により始まりました。なのでこの制度が始まったばかりの頃は選定療養費のトラブルが多かったです。
と言うのも、この制度が始まる前から通ってる患者さんが4ヶ月以上間を空けてかかる場合に「ずっと前から同じ症状で診てもらってるのに初診になるなんておかしい!」とおっしゃるからです。確かに患者さんからしてみればごもっともなのですが、病院からは国からの決まりとしか言えない事が歯痒い思いでした。

4、待ち時間

これはクリニック、病院に行った事がある方なら共感するかもしれません。
とにかく待ち時間が長いです。
とくに総合病院などの大きい所は、患者さんの数も多いですし必然的に時間がかかってしまいます。
患者さん一人ひとりが診察にかかる時間も異なるので、どのくらいかかりますか?というお問い合わせはハッキリと言えない事がほとんどです。

5、給料

全体的に医療事務自体の給与は低い印象があります。特に総合病院の事務は委託が多いので、委託会社と病院の契約金額内なので金額も変わりにくいです。個人のクリニックなどは直接雇用になるのでもう少し高いとは思います。

6、レセプトの締切

医療事務としての仕事で受付以外に大切なのがレセプトの処理になります。
レセプトとは、医療機関が健康保険組合に提出する月ごとの診療報酬明細書です。
私はおもに、自分が担当している診療科の毎月のレセプトのチェックをしています。
DRが処方している薬に対して、正しい病名が入力されてるかなどを確認しています。
毎月提出する物なので、翌月の第二週目位までに処理を済ませて提出するという決まりがあります。
締め切りに間に合うように毎週レセプトをチェックするなどをして間に合うように工夫しています。

7、患者さんからのありがとう

医療事務の仕事をしていていちばん嬉しかった事は、やはり患者さんからの感謝の気持ちを言ってもらえた事だと思います。
どんな仕事でもそうかもしれませんが、感謝されるととても励みになります。
辛い事があってもそう言ってくださると、やって良かったと改めて感じます。

まとめ

以上の7つが実際に働いていて印象に残っている出来事になります。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました🙇‍♀️✨




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