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KJ法✕Canvaで業務改善

先日の提案授業後の授業検討会で試してみたCanvaのホワイトボード活用が校内で好評でしたので、共有します。

Googleを採用している自治体はJamboardが使用できなくなるタイミングで、代替案が出てきているころと思います。

今回の活用方法が、業務改善につながればと思います。


1 ホワイトボードを利用してKJ法(付箋ワーク)

これまで私の自治体では授業後の検討会といえば、2色の付箋に自分の意見を書いて、構造化することが主流でした。

いわゆる、KJ法です。


KJ法は、文化人類学者の川喜田二郎がデータをまとめるために考案した手法である。KJは考案者のイニシャルに因む。 データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめていく。共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」に効果があるとされる。

ウィキペディアより引用

これにかわって、GIGAが始まった頃から、Jamboardを使用するようになりました。

しかし、Jamboardには1ページに貼り付ける付箋の枚数に限りがある。
また、サービスの提供が終了する。

ということで、Canvaのホワイトボードを活用してみました。
まずはプレゼンテーションを開き、ホワイトボードに展開した後に全員と共有しました。

2 付箋の並び替え

付箋の貼り付けが終えたら、
全ての付箋を選ぶ(ctrl+A、またはマウス等で全て選択)
→並び替え
→トピック

すると、下のように付箋に小見出しをつけて並び替えてくれました。
今回は課題と成果の2色に分けて意見を書いていたので、トピックを参考に検討会を回すことです。

トピック別に付箋が並ぶ。大きさなども自動調整してくれる。

3 ドキュメントに変換

その後、マジック変換できることを後から知ったので、試してみました。
UI上記タブの「リサイズ&マジック変換」から「ドキュメント変換」を指定するだけです。

このマジック変換、気付いたらいろいろ機能が増えています

待つこと1分。
付箋に意見を書き出していただけのボードから、、、

概要もAIがまとめてくれました

全て小見出しをつけて、まとめてくれました!!
この機能を知った瞬間、手持ちのファイルをいくつか試してみました。
Canvaの底力、恐るべし。これからも活用が楽しみです。

ただし、変換前に「変換スタイル」とやらを入力する必要があります。
その書きぶりによって、仕上がりが異なるみたいなので、要検討。

スタイルの候補は、Canvaから提案してくれます

今回は「全ての意見の書き出しと概要のまとめ」と入れてみました。
あとは、中身を見ながらこちらで手直し。

ちなみに、このマジック変換でプレゼンにすることも可能でした。

つまり、

授業後に付箋にまとめて意見の集約
→ドキュメントに変換して概要の説明
→プレゼンに変換して検討会の報告



これらの工程が、全てCanva1つで、できます。
これ、ものすごいことです。
手直しは必要ですが、叩き台としては十分です。

上手く活用して、業務改善につなげたいものです。

おわりに

今回の内容が、だれかのためになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント、質問などお待ちしています。

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