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【名盤伝説】 洋物FUSION系まとめ

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1970〜80年代を中心に洋物FUSION系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。ジャズ系由来のボーカルアルバムもこちらで紹介しています。
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クィンシー・ジョーンズ、ブラック・ミュージック界の巨星が逝きました。彼の功績はアメリカの音楽業界には多大なものがありました。来日公演のインパクトは凄かったなと思います。ありがとうございました。R.I.P. https://www.udiscovermusic.jp/news/quincy-jones-rip

“Tom Scott & The L.A.Express / Tom Cat” (1974)

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 Rock Island Rocket M2 Tom Cat M3 Day Way M4 Keep On Doin' It M5 Love Poem M6 Good Evening Mr. & Mrs. America & All The Ships At Sea M7 Backfence Cattin' M8 Mndo M9 Rfri

【名盤伝説】“Tom Scott / Street Beat” 全盛期のアグレッシヴなプレイを堪能できる東西連合フュージョン・アルバム。

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。LA出身のSAXブレイヤートム・スコットの9作目のソロアルバム『ストリート・ビート』(1979)です。 ロック・スピリットに溢れたアグレッシヴなフュージョンアルバムという感じでしょうか。このアルバムのトムのアルトの攻めの方は半端ないです。片や、柔らかな音色でムーディに奏でるリリコンとの対比。バラエティ豊な曲が続きます。そのバックを支える実力派セッション・プレイヤー達とのアンサンブルが全編にわたって楽しめます。 特に注目

【名盤伝説】 “Tom Scott / Apple Juice” 鉄壁のミュージシャンが支えるフュージョン・ライブ盤の名作。

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。SAXプレーヤー、トム・スコットのライブ盤『Apple Juice』(1981)です。 トム・スコットはLA出身(1948年生まれ)。サックス以外にもエレクトリックなリリコンも得意としています。様々なスタジオワークと同時に、自身のバンドL.A. Express名義で何枚かアルバムをリリース後に、ソロ名義での活動を始めます。 1979年の名盤『Street Beat』に続いてリリースされた、ある意味絶頂期のアルバムと言えま

【名盤伝説】” Chuck Mangione / Feel So Good”

MASTER PIECE USのフリューゲル・ホーン奏者チャック・マンジョーネのアルバム『フィール・ソー・グッド』(1977)です。 名門のイーストマン音楽学校卒。デビューは1961と案外古く、実兄のギャスパ・マンジョーネと組んだジャズ・ブラザースというバンドでアルバムをリリースしています。ジャズ・ドラマーの大御所アート・ブレイキーのバンドに参加するなど元々はジャズの人。そんなチャックはラテン・テイストを全面的に盛り込んだポップ・ナンバーを演奏して評判となり、76年・78年

【名盤伝説】”Lee Oskar / S.T.” (約束の地)

MASTER PIECE 超渋いファンクバンドWARのメンバーでハーモニカ奏者リー・オスカーのソロアルバム『約束の地』(1976)です。 リーは1948年デンマーク生まれ。66年に渡米して71年にはWARに参加してアルバム・デビューを果たします。その音楽性からは想像できない抒情的でポップなソロアルバムを76年にリリースします 参加ミュージシャンはWAR人脈を中心に実力派プレイヤーで固めています。特に派手なソロがあるわけでもなく、奥行き感のある雰囲気たっぷりで、当時でも異色

【名盤伝説】” Earl Klugh / Finger Paintings”

MASTER PIECE US出身のジャズ・ギタリストアール・クルーのアルバム『フィンガー・ペインティング』(1977)です。 10代の頃からレコーディングに参加する天才ギタリスト。ナイロン弦で奏でるギター・サウンドのジャズということで、かなり異色の存在でした。 設立当初のGRPのデイヴ・グルーシンに見出されて1976年にアルバム・デビューを果たします。そんな彼の3枚目のオリジナル・アルバムが本作です。 アルバムは同年のUSジャズ系チャートで6位を獲得、R&Bチャートで

【名盤伝説】 ”The Crusaders / SCRATCH” 時代を越えるフュージョン 伝説のライブ盤。

お気に入りのミュージシャンと作品を紹介しています。Fusion系(当時はクロスオーバーと呼ばれていました)の大御所、The Crusadersの1974年のライブ盤『SCRACH』です。 このアルバムを初めて意識して聴いたのは大学に入学してからのこと。メンバーのJoe Sample(Pf)の超名盤『Rainbow Seeker』(1978年)で彼らのことを知り、アルバム『Street Life』(1979年)のヒットで遡って聴くようになりました。時代はCafé & Barブ

【名盤伝説】”The Crusaders / Street Life”

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。ソウルフルなジャズ テイストのインスト・ナンバーで人気のクルセイダーズが1979年にリリースした『ストリート・ライフ』です。 クルセイダーズはサックスのウィルトン・フェルダー、トロンボーンのウェイン・ヘンダーソン、ピアノのジョー・サンプル、ドラムのスティックス・フーバーらにより1971年に結成されました(バンドの前身のジャズ・クルセイダーズは1961年結成) 。その黒っぽいテイストから彼らのサウンドはジャズ・ファンクとか

【名盤伝説】”The Crusaders / Rhapsody And Blues”

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。ソウルフルなジャズテイストのインスト・ナンバーで人気のクルセイダーズが1980年にリリースした『ラプソディ・アンド・ブルース』です。 前作『ストリート・ライフ』の大ヒットで洋楽ファンにも広く知られるようになったクルセイダーズ。バンド形態というよりウィルトン・フェルター(sax)とジョー・サンプル(key)、そしてスティックス・フーパー(Drs)によるジャズ・ユニットということで、レコーデイングやツアーなどではギターやベー

【名盤伝説】”The Crusaders / Standing Tall”

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。ソウルフルなジャズ テイストのインスト・ナンバーで人気のクルセイダーズが1981年にリリースした『スタンディング・トール』です。 1979年の『ストリート・ライフ』、80年の『ラプソディ・アンド・ブルース』と立て続けにヒットを飛ばしたクルセイダース。 その勢いそのままに新作アルバムをリリースします。 ウィルトン・フェルター(Sax)、ジョー・サンプル(Key)、スティックス・フーパー(Drs)の鉄壁トリオを、このアル

【名盤伝説】 “Joe Sample / Rainbow Seeker” 心に響く愛のメロディ

MASTER PIECE フュージョン・グループクルセイダースのピアニストとして活躍していたジョー・サンプルの初ソロアルバム『レインボー・シーカー (邦題: 虹の楽園)』(1978)です。 収録曲 M1 Rainbow Seeker (虹の楽園) M2 All My Wildest dreams (野性の夢) M3 There Are Many Stops Along the Way (道草) M4 Melodies of Love M5 Fly with Wings of

【名盤伝説】 ”Wilton Felder / Inherit The Wind” もう一つのクルセイダース作品。

MASTER PIECE クルセイダースのサックス(ベース)プレイヤー、ウィルトン・フェルダーの3枚目のソロアルバム『インへリッド・ザ・ウィンド (邦題: 風の遺産)』(1978)です。 フェルダーは高校時代の音楽仲間のジョー・サンプル (Pf)、スティックス・フーパー(Drs)らと共にジャズ・クルセイダースを結成(1961)。ジャズとソウル・ミュージックのフレイバーを併せ持つ時代のクロスオーバーサウンドの先駆けとして人気を博しました。1971年にはバンド名をクルセイダース

【名盤伝説】 ”Grover Washington Jr. / Winelight” ニューヨークの香りが醸し出す極上のフュージョン・アルバム。

MASTER PIECE USニューヨーク出身のサックス奏者グローヴァー・ワシントン Jrのメジャー出世作『ワインライト』(1980)です。 名門ジャズレーベルCTIレコードのプロデューサー氏に見出されたグローヴァーは、1971年にアルバムデビュー。ファンク色の強いジャズ系アルバムを次々とリリースしていきます。その後レーベルを移籍して1980年にリリースしたのがこのアルバムです。 時代はフュージョン・サウンド全盛期、グローヴァーもその流れで、分かりやすいメロディに印象的な