“Tom Scott & The L.A.Express / Tom Cat” (1974)
[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。
詳しくはこちらでお話ししています。
収録曲
M1 Rock Island Rocket
M2 Tom Cat
M3 Day Way
M4 Keep On Doin' It
M5 Love Poem
M6 Good Evening Mr. & Mrs. America & All The Ships At Sea
M7 Backfence Cattin'
M8 Mndo
M9 Rfried
参加ミュージシャン
Acoustic Guitar, Guitar [Electric] – Robben Ford
Bass – Max Bennett
Drums, Percussion – John Guerin
Electric Piano, Organ, Synthesizer [Arp] – Larry Nash
Saxophone, Woodwind, Synthesizer [Moog], Percussion, Lyricon – Tom Scott
聞きどころは何と言ってもオープニングのM1。ロック色強めのギターのロベン・フォードのソロが素晴らしいです。
あの角松敏生が学生時代に組んでいたフュージョン・バンドでも、この曲は演奏されていました。サックスがいるフュージョン・バンドを組めるって凄いなと羨ましかったです。
この曲のL.A. EXPRESS オリジナル・メンバーによるライブ音源がありました。放送用音源なので聴きやすいです。このグルーヴは絶対にジャズではありません。時代の熱きクロスオーバー・サウンドが楽しめる貴重な音源です。
タイトル曲のM2は、緩やかなテンポですがアグレッシヴでグルーヴィで、これでもかとグイグイと押しまくるトムのプレイに痺れます。
タイトで細かなフレーズを変拍子気味に決めまくるM3。メンバー全員の確かなテクニックが光ります。
アルバム通してエネルギッシュにブロウしまくるトムのプレイをご堪能ください。
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