2024年3月の記事一覧
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135155971/rectangle_large_type_2_0d3d11c2ee970fc9ad2095c0cd605ba7.jpeg?width=800)
【名盤伝説】 ”Michael Franks / The Art of Tea” AOR四天王。究極の無国籍サウンドに酔うアルバム。
MASTER PIECE AOR四天王認定。まったりゆったりサウンドの帝王、マイケル・フランクスの2nd『THE ART OF TEA』(1975)です。 幼少期から特別な音楽教育をうけることなく育ち、複数の大学で修士・博士課程を履修するなど、お勉強好きだったようです。ただ文学やアートにも関心があり、1973年にはマイナー・レーベルからアルバムデビューを果たし、そしてメジャーレーベルからのデビュー作となったのがこのアルバムです。 プロデューサーは名匠トミー・リピューマ。ア
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134464773/rectangle_large_type_2_edebdb5b38a65586d6dfce87b6733853.jpeg?width=800)
【名盤伝説】 “Ned Doheny / Life After Romance” AOR四天王。カリフォルニアの蒼い風が似合うロマンティックサウンド。
お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。LA出身のSSWネッド・ドヒニーの4thアルバム『ライフ・アフター・ロマンス』(1988)です。 70年前半からソングライターとして活動し、1976年リリースの2ndアルバム『Hard Candy』で、幻想的でスローなナンバー「Get It Up For Love」が日本のAORファンの心を掴みにしてブレイクします。以降、定期的にアルバムをリリースしますが、本国での人気は今ひとつで、この『ライフ・アフター…』も日本発のア
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133275130/rectangle_large_type_2_4a087deae8df050f161477fe45c88ecc.jpeg?width=800)
【名盤伝説】 ”Bill Champlin / Single” フラワー世代のSSWが華麗な転身。AOR界永遠のスーパースター。
お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。キャリア十分のSSWビル・チャンプリンの初ソロ作『Single (邦題: 独身貴族)』(1978)です。 ビルは1947年USカリフォルニア出身、今年(2024年)77歳になります。時代のヒッピーブームに呼応したサイケデリックなサウンドで鳴らしたバンド、サンズ・オブ・チャンプリンで活動していました。77年にバンドを脱退と同時に、当時はまだ若手だったプロデューサーのデビッド・フォスターに見いだされ、大きく路線転換。一転メロ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133586948/rectangle_large_type_2_bfc2fd5e6b7fa1862358c1ac63bc75c3.jpeg?width=800)
【名盤伝説】 ”Wilson Brothers / Another Night” AORの定盤。兄弟デュオの絶品ハーモニーが魅力の名作。
お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。AORの定盤『Another Night』(1979)です。 AORブーム真っ只中、当時の最大の情報源は輸入レコード店の推薦盤のコーナーでした。情報通のお兄さんのお薦めなら一度は聞いてみたいなと思いつつも、その全てを購入する余裕などありません。裏ジャケのクレジットをガン見して、その音に思いを馳せます。勇気を出して(笑)購入し、家でターンテーブルに載せる時のドキドキ感は半端ありません。そして出てきた音に納得がいった時の喜び