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17. 1週間でアルバイトを辞めた話


こんにちは。ぴーなっつです。


今日は、前回のnoteで綴っていたカレー屋さんのアルバイトを、1週間で辞めることになった話をします。


単刀直入に言います。

理由は、いわゆるセクハラです。


いやー。信じられないですよね。
セクハラとか痴漢なんて、今までは自分とは無縁の話だったのに、いざ自分が対象になると、「実際にあるんだ」っていう感じです。


あんまり詳しく書きすぎてしまうと良くない気がするので、ちょっとだけ書こうと思います。

相手は、私より一回り以上も上の、外国人の店主。英語でやり取りする方がお互い楽だったので、英語で業務を教えてもらったり雑談をしたりしていました。

「英語で会話ができる」というのもあってか、親近感を抱かれたみたいです。3回目ぐらいのシフトの終わりがけに、「カフェか何かどう?僕、日本にちゃんと話ができる友達とかいないんだけど、君だったらなんだか会話ができる気がするんだ」みたいなことを言われました(英語で話してたからニュアンスとかがちょっと違うかもしれないけれど)。

私が新しく入ってきたから仲を深めるために誘っていると本気で信じて、また私自身も、確かにこの街には本音で話せる人いないかもなぁと感じていて、この人とだったら深い話とかできるかも、って思ってしまい、OKしてしまったんですね。

それが間違いでした。

カフェかどこかのお店に行くと思いきや、夜のドライブデートみたいな感じになってて。そしたら、今奥さんとセックスレスで悩んでいて、話しても取り合ってもらえないという話を打ち明けられました。
それで、「君に一目惚れしちゃったんだ」とか、「君はこの街で一番美しいよ」とか言われて、しまいにはbabyと呼ばれたり手を握られたり。

すーごくモヤモヤするような、気色の悪い気持ちになりました。
動揺もしてました。

だって、その人、奥さんも子どももいて、私に恋人がいることも知ってるのに。


文化も育った環境も違うかもしれないけど、あなた日本にどれだけ住んでいるんですか?って思いました。あなたの出身国ではそれはOKとされているんですか?って。


Don't you think that's cheating?(浮気だと思わない?)って聞いたら、Noだそうです。
I think this is wrong(これは間違ってると思う)って言って、はっきりと「嫌です」っていう意思表示をしているのに、全然引き下がらない。


その次の日の昼のシフトは、平静を装って働いてました。
でも、その後考えて、続けていくのは無理だな、って思ったんです。

時間が解決するとか、そんなのは知らない。このモヤモヤした気持ちを抱えたまま、いつ引き下がってくれるかも分からない状態でやっていくのは、自分の心が壊れるのは時間の問題だなと思ったんです。

だったら、一緒に働いている人たちとこれ以上仲良くなる前に、さっさと辞めた方がいい。

それで、その1日後ぐらいに辞めると伝えました。引き留められましたが、私はもう決断していたので、ブレることはなかったです。



適当に選んだお店だったら、アルバイトだしすぐに辞める決断をできていたと思う。
でも、その店主の件意外は、本当にアルバイトする上で最高の環境だった。
キッチンの外国人の皆も温かくて、その人たちが作る食事も最高に美味しくて、お店全体の雰囲気も素敵で。本場カレーの作り方だって最後まで教わりたかったし、もっとたくさんのお客さんと出会いたかった。


でも辞める決断をして正解だったと思っています。



浮気も、不倫も、セクハラも、本当に辞めてほしい、今すぐ。
悲しむ人が出てくるよ、って。辛い思いする人が出てくるよ。


セクハラを受けた話とかって、そのことを話せない人がどれだけいるのだろうって思います。話すのに勇気がいるような気がするから。



今もちょっとモヤモヤした気持ちが残っていますが、教訓になりました。
夜に、男の人と二人きりでどこかに行かないこと!

人生って学びの繰り返しです。




そんなこんなで、今はアルバイト探しの旅に出ています。




ちょっと重い内容になってしまったかもしれませんが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



それでは、また。



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