【語学留学】宿題が楽しかった　カフェローマはどこ？

20代の時、短期の語学留学をしていた。その時の宿題がユニークで楽しかった。

授業が始まって間もない頃出された宿題がこちら。

カフェローマはどこにあるか？
ネイティブに聞くこと。

えー！
どういうこと？
カフェローマってなに？
カフェ？
ローマにあるんじゃないの？
ちょっと焦った。
すれ違う人にいきなり聞かなくてはならないのか！
幸い私は寮にいたので早速ルームメイトに聞くことができた。
1人は知らなくて、
「ローマにあるんじゃないの？」
と笑っていた。
もう1人は、
あー、とか言いながら
「たぶんあそこのカフェのことよ。5thストリートにある。」
と教えてくれた。

確かめる必要があるので行かなくてはならない。
当時はスマホなんてないから町の地図で5thストリートを調べてから、自転車で行った。
確かにあった。やはりカフェだった。
ついでにサーティワン（Baskin Robbins）も見つけた。
その時はカフェにもサーティワンにも入る勇気がなかった。

次の日授業で宿題の答え合わせがあった。
私は5thストリートと答えたが他の生徒は別の場所を答えた。
なんと、結果的にその町には３つあることがわかった。
中には最初から３つあるとつきとめていた生徒もいた。素晴らしい！たくさんの人に聞けばそれだけ答えが増えたわけだ。

なんとも楽しい宿題だった。英語を使うことと、その土地に慣れるための両方にプラスになる宿題だった。
生活に密着したことでないと英語をなかなか使おうとしないし。

それ以来私は時々そのカフェで宿題をしていた。ちゃんとクランベリージュースを注文して。