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認知症の母 在宅酸素対応の施設探しを始めました その3

(「認知症の母 在宅酸素対応の施設探しを始めました その2」の続きです。)
  認知症でも在宅酸素対応が可能であることを事前にきちんと確認した上で、介護付有料老人ホームを1件見学し、とりあえず空き室待ち登録をしました。在宅酸素を行うにあたり、母が装置を勝手に操作したために何かが起きても責任はとらないという覚書を交わす必要があるとのこと。私が実家で母と同居し、在宅酸素を使ったとしてもありうる事なので、問題ありません。

 施設利用者の要介護度の平均は2を少し上回る程度とのことでしたが、拝見した限りでは母と同程度の認知症の方はおらず、“介護付有料老人ホーム”となるとこれが当然か…と感じました。利用者全員の様子を見たわけではありませんが、在宅酸素不可ではあったものの、先月見学した“住宅型有料老人ホーム”には母と同程度の認知症の利用者が複数おり、新聞を読んでる男性利用者もいました。
 在宅酸素の利用は考慮せずに、今は母が楽しい時間を過ごすことを優先した施設選びをすべきか、大変悩みます。空き待ち登録はしましたが、入居は見合わせるかもしれません。連絡があるまでに考えます。

 母の最近の様子を見ていると、着実に認知症が進行してると感じます。先日は、洗濯を終えた綺麗な物しか入れていないカゴの中が、洗濯済みのものと汚れたものが入り混じり、それを「全部綺麗だ。洗濯しなくていい。」と母は言い、汚れているエプロンを見せても「そんなはずはない」とゆずらず、困りました。
 言い争ったことはすぐに忘れてしまうので、母の目を盗んですべてをまとめ大きなビニール袋に入れて封をし、「洗濯する物、開けるな」と書き、洗濯機の中に入れ、翌日の訪問サービスのスタッフに洗濯を託しました。
 母は、洗濯をし終えた物をタンスにしまうことができなくなってきました。4か月前には洗濯物を外に干すことが難しくなってきたので、干すのもスタッフにお願いすることにしました。
 母の状態を把握し、それに応じたサービス内容にどんどん見直す必要が出てきています。記憶ができない母本人に質問しても何もわからないので、訪問サービスのスタッフから聞いた情報と自分で観察し、今後の対応を考えることになります。
 90歳になり、身体が衰えてきたからといって、大人しくなってはいません。おし買い被害高額指輪購入エアコン洗浄発注…、今年になってからもいろいろ仕出かすので、実家に帰る度に家の中をチェックし、何か起こしてないか確認します。油断できません。私は母が仕出かしたことの尻ぬぐいをするにも、かなり疲れてきました。

 この記事をご覧になっている皆さまで、施設選びでアドバイスがありましたらコメントをお願いします。介護のプロの閲覧も多いようなので、見学の際のチェックポイント等も教えていただけると助かります。
 利用料金を抑えるために、地方の施設を利用される方も少なくないと聞きます。仲介業者からは隣の市の施設も紹介されました。ご家族が遠くの施設を利用している方の実際の様子もお伺いしたいです。是非コメントをお願いします。

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