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認知症の母 在宅酸素対応の施設探しを始めました その2

(「認知症の母 在宅酸素対応の施設探しを始めました その1」の続きです。)
 私の母は2019年に認知症とわかり、2022年5月には要介護2となりましたが、90歳となった今も、介護サービスをフル活用して一人暮らしを続けています。

  今年(2023年)早々に肺炎になり、検査で肺気腫で心不全になっていたことが判明。7月には活動時には酸素吸入が必要、安静時もするのが望ましい、と医師から告げられました
 母の体調にはかなり波があります。今は元気で酸素は必要なさそうですが、例年寒くなり始めると体調を崩しやすくなります。在宅酸素が安静時も必要になるのが今冬となる可能性もあるので、調べ、各所に相談し、施設を見学しています。
 サイトには在宅酸素対応可と書かれていても、認知症で在宅酸素となると、お断りされることは多々あり、「今は必要ないが、近いうちに必要になるので」と言うと、「必要になったら系列の施設に移ればよい」と施設長に言われ、「そういうお話でしたら、そもそもこちらを見学していません。その旨事前にお伝えしておりますが。」と空きをとりあえず手のかからない老人を受け入れて埋めたい施設の思惑に、無駄な労力を費やした結果となり、ぐったりしたこともありました。

 調べてみてわかったのは、看護師の有無は関係無く、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホーム、グループホーム、いずれでも“認知症で在宅酸素”対応可能な施設は少ないがある、ということでした。
 24時間看護師がいる施設は利用料金が高額で、予算的に無理なことが多く早々にあきらめました。また母が施設で楽しく過ごすために、レクレーションがある、会話ができる利用者がいる施設は、それほど多くは無く、在宅酸素と両立が難しいことがわかりました。

 施設を仲介する業者とも、いろいろありました。老人ホームを紹介するZ社では不手際があり、行ってみたら見学の予約が伝わっておらず、“認知症で在宅酸素”は不可といわれ、見学は徒労となりました。電話で話すとZ社の担当者は明らかに不慣れ。今後依頼する気は失せました。
 断られた施設からは「希望に沿う施設があるか、本社に系列施設を調べさせ、本社から連絡するように手配可能」と申し出があり、お願いしました。こちらの事情はきちんと本社に伝わり、系列の介護付有料老人ホームで対応可能であることを施設長に確認の上、今週末にそちらを見学する予定になりました。施設のナイスフォロー、大変助かりました。
 様々な事情がある方の入居を検討しているなら、手広く老人施設を運営している会社に直接相談した方が、確実に対応してくださる施設を紹介してもらえるので、探す手間を減らせるかもしれません。 

 この記事をご覧になっている皆さまで、施設選びでアドバイスがありましたらコメントをお願いします。介護のプロの閲覧も多いようなので、見学の際のチェックポイント等も教えていただけると助かります。
 利用料金を抑えるために、地方の施設を利用される方も少なくないと聞きます。仲介業者からは隣の市の施設も紹介されました。ご家族が遠くの施設を利用している方の実際の様子もお伺いしたいです。是非コメントをお願いします。

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