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パワーポイント to ナラティブ

こんにちは BOKUです。
「アマゾンの最強の働き方」を読みました。経営・仕組み・働き方について非常に考えさせられる本でした。汎用性が高いノウハウが紹介され、実際に自分の仕事に取り入れるにはどうすればよいかという視点で語られている内容もありました。今回はその中でも「パワーポイントの使用禁止」と「ナラティブ」について深堀りします。


パワーポイントの使用禁止の意図は?

アマゾンのコミュニケーションに「パワーポイントの使用禁止」というルールがあります。会議は「資料の黙読」から始めるというアマゾン流の会議方法。アイデアを発展させ伝える手段としてアマゾンは文字による伝達を多用し、信頼をおいています。
複雑なトピックを扱うときはパワーポイントの使用を禁止し、リーダーが集まる会議では6ページのナラティブとPR/FAQを使う。

なぜ、パワーポイントの使用を禁止しているか。それはパワーポイントを使ったプレゼンでは、大事な情報が口頭で伝えられるから
そのために聞き手が発表の内容を正しく理解するかどうかは、発表者の話術とスライドの作成技術に不当なほど大きくされます。

重要なプレゼンテーションでは、パワーポイントのスライドよりも、文章、数字、グラフ、画像を組みあわせた6ページのナラティブ資料のほうが効率的です。詳しい情報を読み込むことで、文脈を理解し、比較し、順序立て、新たな視点から事実関係を見直すことができるので、よりアイディアの本質に迫る方法になりえます。

「narrative」と「document」の違いは?

「narrative」は物語を意味し、具体的な人物、場所、出来事を通じてストーリーを進行させます。主にエンターテイメント、教育、情報提供などに使用され、人の感情や思考に訴える事が多いです。逆に、「document」は文書を意味し、事実やデータ、手続き、指示などの具体的な情報を提供するために作成されます。これは、契約、学術研究、マニュアル、レポートなどで一般的に使用されます。

要するに、narrativeはストーリーテリングの一環で、エンゲージメントや感情的な共鳴を促進しようとするのに対して、documentは情報を伝達し、特定の行動を指示または誘導するために存在します。

「narrative」と「story」の違いは?

「narrative」(物語)と「story」(ストーリー)は、両方とも関連する出来事の系列や展開を述べるために使われる言葉ですが、いくつかの微妙な違いがあります。

「story」は具体的な事件のような要素によって形成される出来事の系列を指し、物語の内容に関するものです。一方、「narrative」はその物語の内容がどのように提示されているか、または伝えられているかを指します。Narrativeはストーリーテリングのプロセス、形式、構造を含んでおり、ポイント・オブ・ビューや時間的構造(時系列順または非線形)などが含まれます。

たとえば、ある事件の「story」は誰が何をしたか、それがいつどこで何の結果をもたらしたかを記述します。一方、「narrative」はその事件がどのように語られるか、どの視点から語られるか、どのような順序で出来事が展開するかなどを指します。

まとめ

アマゾンの6ページのナラティブ資料は、パワーポイントの進化形だと思いました。パワーポイントを使ったプレゼンの上手い人は、話が論理的かつダイナミックに次々に話術を展開し観衆を引き込ませていく印象があります。それをナラティブで表現し、さらにパワーポイントでは削ぎ落とすしかない重要な情報を盛り込むできる方法がアマゾンの6ページ資料。

「ナラティブ」という言葉も今回のキーワードです。
資料を文章、数字、グラフ、画像でまとめればいいと単純なものではなく、物語にする。どの視点から語られるか、どのような順序で出来事が展開していくのか、どのように人の感情や思考に訴えるのか。


アマゾンのワーキングバックワーズに興味がある方は、英語のサイトですが、こちらをご覧ください。



PS.サムネイルの作品のタイトルが「物語の始まりのイラスト完成!」
アマゾン川をイメージしたイラストで、今回のテーマにぴったりだったので使わせてもらいました。


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