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【ブラッシュアップするデー】「1つできたら次方式」

お会いできて光栄です 
けんです✌

昨日が「たかさんと私」の投稿日だったので、今日は過去記事をもう一度書いてみる【ブラッシュアップするデー】です

ネーミングセンスが独特だよね…
と思ったそこのアナタ!

それは私が一番わかってます😂


今回ブラッシュアップするのはコチラ↓

1日の流れ

福祉施設に限ったことではなく、「1日の流れ」があると思います

ちなみに私の職場の1日の流れは

8:30〜  朝の送迎
10:30〜 午前中の活動
11:45〜 お昼ごはん
13:00〜 午後の活動
15:00〜 帰りの送迎

こんな感じです

ご利用者さん自身にも
・施設についたら荷物をロッカーに入れる
・お昼ごはんを食べたらウォーキングに行く
など、1日の流れがあります

「見通しを持つ」ということ

1日の流れがしっかりと決まっているご利用者さんがいる反面、
「今していることが終わったら次に何をするか」
という見通しを持つことが苦手なご利用者さんが何人かいます

もう少し踏み込んで言うと
「次に何をするのか」だけでなく、
今していることを、
「いつまでするのか」
「どれくらいするのか」
といった、時間や量の概念を持つことが極めて苦手なケースがあります

「自分が次に何をするかわからない状態で、1日を過ごす」
という状況に置かれたらと想像すると、かなり苦しいです

実際に、見通しが持てないことで混乱してしまい、周囲が驚くほどの大きな声を出してしまったり、自分や誰かを傷つけてしまうケースがあります

1つできたら次方式

では、そのご利用者さんは1日の流れに沿った活動ができないか、と言われると決してそうではありません

工夫次第で、混乱することなく穏やかに過ごすことができます🤗

その工夫の1つが
「1つできたら次方式」で伝えるという方法です

例えば、歯を磨くとして
「歯を磨きましょう」と全体の流れを伝えるだけではなく

「うがいをしましょう」
「歯磨き粉をつけます」
「歯ブラシで歯を磨きます」
「もう一度うがいをしましょう」
「おしまいです」
といった具合に、行程を細かく分け1つ1つ伝えていくことで、
「次に何をしたらいいのかわからない」
「全体の流れだけでは詳細がわからない」
といった不安を軽減することができる場合があります

「1つできたら次方式」は、あるご利用者さんのお母さんが使っていた言葉で、教えてもらってからずっと使わせてもらっています🌈



今回は具体的な支援方法を挙げて書いてみました✏
この通りにすれば全てがうまくいくというわけでは決してありませんが、支援の現場では日々さまざまな工夫がされているということを感じてもらえたら嬉しいです🍀

それでは今日はこの辺で

ありがとうございました
また会う日まで

「マスター、向こうにいるじゃんけん弱そうな顔した客に一杯」くらいの軽いノリでサポートしてもらえたら嬉しいです🌈「福祉の本を買う(知的に充実)」「シュークリームを買う(精神的に充実)」など、より良い記事を書くために使わせていただきます🍀