ヴェネチア観光① 島巡り編
10泊13日のイタリア・フランス旅行。
大学の卒業旅行で、同じ学部で仲が良くなった友人と行きました。コロナもあり思うように友達作りもできませんでしたが、こうして一緒に卒業旅行に行けるお友達ができて嬉しい限りです。
会社に勤めるようになったら、おそらくこんな長期間海外旅行に行けることは無いと思うので、本当に貴重な時間でした。
ここまで飛行機や高速鉄道など、交通に関する思い出を記録してきましたが、ここからは観光の思い出を残していきたいと思います。
1泊目
まず最初に訪れたのはイタリアのヴェネチア。
ヴェネチアには3泊4日滞在しましたが、初日は計3回飛行機に乗り、バスと船に乗り長時間移動していたため疲れてしまい、ほとんど何もできませんでした。
ホテルの人にチェックイン時に教えてもらったレストランに行ったものの2軒とも空いていなかったので、適当に歩いて見つけたお店に入ってみました。
が、2人とも本当に疲れていたのでほとんど何も話すことなく、ただ黙々とイタリア料理を頬張っていました。
ジュデッカ島のホテルに滞在
ヴェネチアはサンマルコ寺院やリアルト橋、ドゥカーレ宮殿などで有名な本島の他にいくつもの島から成っています。
私たちが宿泊したホテルは、本島の対岸にあるジュデッカ島にあるホテルです。
本島までは4.1番の水上バスで10分弱で行くことができる好立地でした。
それでいて、本島の喧騒から離れ、静かで宿泊するにはぴったりすぎるホテルでした。
本島は便利なのですが、多くの建物が密接していて、とにかく人も多いので宿泊するには少し疲れてしまうような気がしたので、ジュデッカ島のホテルに泊まって本当に良かったです。
しかも1泊1万円程のホテルだったので、ベッドが置かれただけの部屋だと思っていたのですが、なんとベッドルームの他に、ソファが置いてあるリビングまでありました!
水回りも奇麗で本当に選んでよかった!
更に、テレビにYouTubeを見る機能まで付いていて、友人とお風呂上りにお互いが好きな動画を見ていました!
そしてなんといっても朝食のバイキングが美味しい!イタリアの観光地はどうしてもイタリアンばかりで、何泊も滞在すると飽きてきてしまうので、朝食で野菜やベーコン、エッグなど幅広く色々な料理をバイキング形式で食べることができたのは本当に嬉しかったです。
また、ホテルのロビーにあるバーではウェルカムドリンクまでいただくことができました!
私たちは英語が堪能ではないので、チェックイン時におそらく説明してくれていたのですが聞き取れていなくて、お風呂上りに自販機に行った際に私たちを見かけたホテルのスタッフが、わざわざバーまで連れて行ってくれました。
ただ、私たちはお風呂上りだったので、すっぴんなうえにパジャマ姿で、他の宿泊客からの視線がとても痛かったです(笑)
とはいえホテルのスタッフとバーテンダーが良いと言ってくれているので、遠慮せずお酒をいただきました。寛容なホテルでよかった!
バーテンダーに味の好みを伝えると、とても美味しいお酒を提供してくれました!
また、宿泊客ならだれでも使えるジムがあったりと、最高のホテルでした!
チェックイン時に島でおすすめのレストランを教えてくれたりと、スタッフの対応も素晴らしく、今回の旅行で1番良いホテルでした。
1発目に泊まったホテルが、あまりにも良いホテルだったので、「ホテルのハードル上ちゃったから、これから泊まるホテルが怖いね」なんて話を友人としていました。
あまりにも良いホテルだったので、チェックアウト時に部屋に置いてあったメモ用紙に、お礼の言葉と、「今後もこれ以上のホテルには出会えないでしょう」というメッセージを残してきました(笑)
2泊目は島巡りツアーに参加
日本で予定を立てるために色々リサーチをしていると、どうやら本島以外にもたくさん魅力的な島があることが分かりました。
調べていくうちに、行きたい島の候補がいくつか出てきてしまい、それぞれの島での観光の所要時間や移動時間が分からず、どういう日程で回れば良いのかが分からなかったので、今回に限ってはツアーに参加することにしました。
ツアーにもいくつかコースの候補があったのですが、私たちは「ブラーノ島、ムラーノ島、トロチェッロ島」の3島を巡る島のツアーに参加しました。1人4000円で3島を回るための交通費と、ムラーノ島のお土産屋さんの10%オフクーポンまで付いてきてお得なツアーでした。
ムラーノ島
最初に訪れた島は、ヴェネチアグラスの生産地であるムラーノ島。
実際にグラスを作っているところを見学させてもらい、その後工場に併設されているショップで10%オフでお買い物をさせてもらいました。
ショップ内は写真が撮れなかったのですが、食器はもちろん、鏡から照明、アクセサリーや置物などグラスでできた素敵なお土産がたくさんありました。
私は友人とおそろいでブレスレットと、家族へのお土産に香水のケースを買いました。
少し時間があったのでグラス工場から出てみると、街並みがとても奇麗でした。時間があれば街も散策してみたかったです!
ブラーノ島
次に訪れたブラーノ島は、カラフルな建物がたくさん建っている島で、日本にいたときから1番楽しみにしていた島です。
想像通りとても奇麗な街並みでした!!
ブラーノ島はレースが有名らしく、レースを扱ったショップがたくさんありました。
また、カラフルで可愛い建物がたくさんあるからか、凄く人気な様子で今回訪れた3島の中では一番観光客が多く賑わっていました。
レースのお店なども見て回りたかったのですが、ツアーの集合時間の関係でお昼ご飯を食べて、建物の前で写真を撮っていたらお店を見て回る時間が無くなってしまいました…。
友人と二人でリゾットを頼んだのですが、何故だか「リゾットはダメだ」と言われてしまい、スパゲッティが運ばれて来ました。(謎)
トルチェッロ島
最後に訪れた島はトルチェッロ島!
ですが、正直どうしてこの島がツアーに組み込まれていたのかはよく分かりません(笑)
というのも、これまで訪れた島のように何か目玉のものがあるというわけではなく、どのように過ごせばよいか分かりませんでした。
取り敢えず船を降りてから道なりに沿って15分ほど歩くと教会がありました。その横に小さなキオスクがありました。
(道なりには特に何もなく、1軒のお店と空き地だけ)
トルチェッロ島で見つけたお店は、この教会の横にあるキオスクと、1,2軒ほどのお店しかありませんでした。(もう少し歩けば他にもあったと思う)
特にやることもなかったので、教会に入り、島の写真を数枚撮ってそのまま船に戻ってしまいました。
他のツアー参加客も既に船に多くいて、「みんなも見るところがなかったんだなぁ」なんて思ってしまいました(笑)
船酔い
ホテルから本島への移動はもちろん、島巡りツアーにも参加したため、1日のうち船に乗っている時間がとても多く、さらに雨が降っていて波が荒かったこともあり、若干船酔いしそうになりました。
一応トラベルミンという酔い止めを持っていたので飲んだところ、船酔いは収まったのですが、副作用で眠気に襲われてしまい、友人には申し訳ないですが、島から島への移動時間は寝てしまっていました。
船酔いすることは無かったのですが、1日中揺られていたこともあり、船から降りてホテルに帰った後も、ずっとゆらゆら揺れている感覚が残って気持ち悪かったのを覚えています。
シャワーを浴びているときや、寝ようと目をつぶっていると、ゆらゆらしている感覚が襲ってきて、不思議な感覚が続きました。
2日目も水上バスに乗ると、船酔いしそうになり、ホテルに帰ってきてもゆらゆらしている感覚が続きましたが、3日目には慣れたのか、全く船酔いすることも、揺れている感覚に襲われることもなくなりました。
ヴェネチアに訪れる機会があり、三半規管が弱い方は、念のため酔い止めを持ってくるといいかもしれません。
また、本島ではないホテルに宿泊しているものの、本島で食事をしてからホテルに帰る予定がある方は、お酒は程々にしておいた方が良いかもしれません。
夕飯
約6時間のヴェネチア島巡りツアーから本島に帰って来たのが、夕方の5時ごろ。
まだ夕飯の時間にしては少し早かったので、日本にいるときから友人がリサーチしてくれていたジェラート屋さんに行きました!
「Suso」というジェラート屋さんで、Googleの口コミが4.6なだけあり、お店の前には行列ができていましたが、10分ほどで注文ができました!
さすが口コミが高いだけあって、濃厚で今までで食べたジェラートの中で1番美味しかったです!(盛ってない)
こんなに美味しいのに、たった2.5€で食べることができました!
ちなみに、美味しすぎて次の日も食べに行きました。!
それから宿泊しているジュデッカ島に戻り、夕飯を食べることにしました。昨夜はホテルのフロントでお勧めしてもらったレストランがどこも開いていなかったので、リベンジしようともう一度行ってみたのですが、行ってみたお店が2軒とも休業していたので、ホテルの近くのレストランで食べることにしました。
お昼に何故だか食べさせてもらえなかったリゾットを食べることができて満足です!
こんな感じで2日目は色々な島に行き、美味しいものを食べ、可愛いお土産が買えて大満足な日でした!
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