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子育て日記。その日は突然やってきた!小1息子の場合のスクールカウンセラー予約までの流れ。

ピカピカの小学校一年生の1学期を命からがら切り抜けたと思ったら!

最後の最後に担任の先生から授業中に出歩いたり声を出すなど懸念な行動が見られると知らせを受け沈没していた私。

そして、熱で休んだ息子に代わり1学期最終日の放課後に荷物を学校に取りに行ったらそこからの急展開があったので記しておきたいと思う。

そんなこともあるんだなあ、とどなたかの参考になるかわからないけど、私も「こんな日があったなあ」「息子も私も頑張ったなあ」といつか懐かしく思い返せたらよいと思う。

夏休みに行われる個人面談では、授業中の心配事を知らされていたけどそれらは、「まあ、そういうことは起こりうる。仕方ない、なんとか頑張って改善していこう」と受け取れるものだった。

荷物を取りに行った終業式の放課後に先生の口から出た話は半ば信じられないものだった。

「発作的に立ち上がったり大声を出して、カウンセラーの先生はチックじゃないかと言ってるんですけど、何かあるのなら早めに対処したほうが良いと思って…」と、いうような話と、周りの席の子と衝突して机を押したりしていて、周りの子の我慢にも限界があるから云々、ととても迷惑していそうな言い方だった。

私の頭は混乱していた。
なぜそんなことに?

保育園に6年通い、幼児教室への通塾は80日、プラス3ヶ月入学前準備塾にも通っていたけど、そのような行動の報告を受けたことは一度もなかったからだった。

しかも、個人面談からたった2週間の間に、急変したのだろうか?

息子はもともと、暴力的な性格ではなかった。
行動がのろく手先も不器用で集団行動で遅れをとることはあったけと、単独で大声でふざけるようなことはなかった。

動転する私は先生に「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と絞り出したように言うのがやっとだった。

脳に異常でもあるんじゃないですか?
発達障害ですよね?
そう言われてるような気がした。
脳に異常があろうと発達障害だろうと、我が子はかわいいし、息子がそうだとして、またそのような特徴を持つ子どもたちまで考えを広げても、本人がすくすく成長するために周囲の人ができることはいくらでもあるんではないかなと思っている。

だけど、なぜ、そのような行動に至ったのか、その経緯が知りたいと思った。なぜならこれまで見たことのない現象の発生要因を知りたいから、でないと解決もしない気がする。でも、学校の先生にそこまで求めるのは先生の指導を疑っているような形になって良くないのだろうか。

息子も、過去発達検査を受けたり自治体の福祉の方が保育園に巡回してくださったりしたものの、幼児教室でも、保育園でも、先生たちの支えで楽しく健やかに成長することができた。小学校ではまた難易度も上がるのだろう。

先生の話に唖然としていたその瞬間、コーディネートの先生がそこにいて、スクールカウンセラーさんの予約を取ってくれると言う。早速、その場で予約をさせてもらった。たまたま、息子の問題の行動の日に観察に入っていたカウンセラーの先生が来校する日の予約が取れると言う。

こちらから相談しないとかな、と思っていたけど、学校の方から積極的に提案してくださり、こちらとしてはありがたかった。息子の学校生活のために、先生やお友達のためにできることはしなくては。

コーディネートの先生が言ってくれた。
息子さんが困っていることがあって本人の意にそぐわない行動を取っているのであればその原因を取り除いてあげれたらと思います。

なるほど、そうか。
私は息子がどうしちゃったのかと、心配だったが、コーディネートの先生は息子のことを考えてくれているから同じ方向を向いてくれているのかなと思えた。

担任の先生に関しては、少しネガティブな言い方になってしまうけど「息子さんが問題となる行動を起こしてます。こちらではなんとも致しかねます。コーディネーターに繋ぎました。なんとかしてください」というメッセージのように思えてしまった。とても、孤独を感じる。

でも仕方ない、とも思う。
学校には、時間の制約もあるし、集団生活だし、ルールもいろいろある。
その子のベストを個々に考えて実践するのは不可能だからだ。

私は思い返すと、ここ最近、息子に関して心配な日があった。息子がおそらくふざけていて(前の授業でつまづいたことがあったのだと予想している)先生の指導を受けてその内容にショックを受けてパニックになった日があった。スクールサポートの先生にお世話になり落ち着いて帰って来たが、その日の説明は先生からはなかった。その日がターニングポイントだったように思えた。

やはり、表面的な問題行動に至る経緯を知りたいと思う。そこから解いて糸を伸ばしていかないと、ぐるぐる玉結びのしこりがそのままになり、息子もまた表面的に外の世界に対応するようになってしまう気がした。

精神科や心療内科に相談に行くにも、何が起こったか分からずに相談するのは難しい。家の中では問題行動は起こらないし…。

スクールカウンセラーの先生との初対面は2学期。

どうなるかドキドキだ。
それまでに、家で情緒を安定させられるとよいけど…。

まさに、子育てはいつも初めて尽くし。
毎日ドタバタで綱渡りだけど、子どもの心を扱う時は心を落ち着けて取り組みたいといつも思う。

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