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共働き育児、子育てと育児の両立と「子持ち様」問題は将来どう落ち着くのか。

子どもを産んでも女性が仕事で活躍して、「子持ち様」と言われる人がいなくなる社会ってどんなんかな?と考えることにした。

ついでに、今のまま進んでいくと日本はどんな風になっていくのかな?と妄想もしてみた。

そして、子育て世帯もバリバリ稼ぐ、そうなるとなると、それでいいんかな!?と微妙に感じることも多い。

皆さんはどう思うだろうか。

保育園は病児保育併設

子育て世帯も働きまくる。

全ての保育園は、病児保育室が併設されていてつでも預けられる。

途中で熱が出ても、そのまま保育園から移るだけ、呼び出しなし。翌日は病児保育室へ登園。
病気のときは病児保育室へ登園。

自宅での病児保育シッター補助金

病児保育では不安だったりカバーできないときや、部分的に看病できるときは自宅でシッターさんが看病してくれる。

シッター代は、全額補助。

会社は定時が9時5時、週休3日

普通のサラリーマンは子持ちもそうでない人も7時間勤務がデフォルト。昼休憩45分なら4:45に仕事上がり。

もちろん、在宅勤務も可。
裁量労働制や、コアタイムのないフレックスも普及している。
拘束時間より成果が大事。

子持ち様問題が発生しがちな「何人かで同じ仕事を分けあう」職場についても、日本語のできる優秀な外国人がいつでも代替要員で確保してあるので誰が離脱しても大丈夫。

週休3日のため、夫婦別々の日に平日を休むことにより、子どものフォローがしやすい。

労働時間が短く合理的に仕事が組まれている。
AIやロボット活用はデフォルト。
仕事に対して余裕をもって業務運営できるため子持ち様問題は発生しない。

スーパー学童

送り迎え宿題、習い事送迎、長期休み対応はデフォルト。個人で通っている習い事の宿題や塾の宿題も消化してくれる。

学校に関するサービス

金曜日に持ち帰る上履きと体操着、たまにの給食登板エプロン袋は学校がクリーニングサービスに出してくれるので家に持ち帰らない。

ランチョンマットもマスクも支給されるため、毎日の持ち物は連絡帳と宿題のみ。

少子化につき少人数クラス。
手厚く指導してもらえる。

住宅をもらえる

世も末の無子ども社会で街は空き家だらけ。
駅から近い場所にもたくさんの空き家が!
子どもが産まれたら住宅がもらえる。
古い家はリノベーションして住むのが流行る。

もちろん、子どもがいない人も、破格で空き家を買い取ることができる。

介護と老後

これまで介護を担ってきた女性も社会で働いておりケアは子どもにとっての保育園同様に家の外に託すことに。

男性の介護の担い手も現代でも多くいるが、女性同様に介護中心でない生活へ移行する。

かつて、男性に関しても介護については職場での肩身が狭い問題があった。子持ち様の問題解消は、職場が「どんな人にとっても、安心できる場」を目指すため、子持ちだけでなく、介護や闘病で時間制約のある人たちも恩恵に預かり、誰もが肩身の狭い思いをしなくなる。

仕事から引退しても、まだ、終日暇になるには元気すぎるシニアのみなさんが各所で活躍している。元気に動いて予防医学が発達し健康寿命は長くなる。

保育園は少子化で需要が減り、介護施設や介護付き住宅が爆増した。介護は必要がない人たちのためのグループホームも多数ある。

子どもが減り続けた結果、働ける人がいなくなってしまうため身内が介護することはレア。集合的なサービスでなくプライベートな介護を希望する人は高額な費用を払うが雇われる介護人材は外国の専門教育を受けた人である場合が多い。

家庭内の平和

子持ち家庭は肩身の狭い思いをしなくてもよいし、かと言って他人の好意や善意にあぐらをかくこともない。なぜなら、日本では「要ケア人口」が労働生産人口よりはるかに多いから。

誰もが間接的であれ、子どものケアをしながら働くか、高齢者のケアをしながら働くか、そのどちらもか、なのだ。

だから、何の負担からも自由な人はない。
お互い様の究極な形。
街から人が消え、子どもが消え、独身の人も「子育て世代」へ批難を飛ばしている場合ではないと身に染みている。

家庭内では互いにできることをするか、男女関わらずできないことはしない。

家事は無償ではなくなり有償サービスに変わり、家事の外注の選択肢は豊富にある。

家庭も仕事も頑張りすぎて鬱病になる人が増えたり、熟年離婚が増えたりと手痛い事例が大問題になったため、労働生産人口は貴重に扱われている。虐げられる人はいない。

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