日経平均株価大暴落を機にお金について考える。貯めたり増やしたりより難しい使い方。
ここ最近、円高や利上げなどのニュースが相次ぎ日経平均株価も暴落。落ち着かない人も多くいるのではないだろうか。
かく言う私もチロチロと証券会社のアプリをのぞいている。
いっときは、今日の投資信託の含み益が永続的なら、もうサラリーマンなんかより全然儲かるから働く必要ないやと思っていた。が投資に永続も安定もない、当たり前だけど。
それ見た事かとここ数日で2年ほどの積み立て分は吹き飛んだ。
私のような庶民は、地道に働くサラリーマンから離脱する事を安易に考えないほうがいいと身に染みる。
ところで投資信託や株などの金融資産額がドドンと落ちて夫婦ともにバカにならない状態だが、さすがに夫婦で40過ぎてこういうときの肝も座っている。
私は20代半ばに投資信託を買い始め、ここまで市場が温まったり冷え込んだりいろいろあった。最初の頃は保有資産の評価額が下がると怖くなって、損切りしてしまいたくなったり、ちまちま投じたお金を失うのが怖くなって現金で持っていた方がよいのではと思ったり一喜一憂していた。
しかし、積立投資でほったらかしにして20年ばかりを経ると、長期的には評価額が元本を割り込むことはないとの思いが固くなる。
ちなみに、現在、投資した額に対して評価額が2倍を越えているので長年続ければ続けるほどこの安心感は強くなる。(アグレッシブな投資はしていない派)
そのため私のような凡人は一時の戦況に一喜一憂するよりどんと構えて、欲を書かずに積立を淡々と続けようと思う…
と思って、長年やってきた。
そして、今思うのは、そう思うのは今まだいわゆる増やしどきフェーズのどこかにいるからなのかも、と思う。
大金を叩いたり蓄えを崩したりたりする子育てのガッツリ支払期や、老後に向け蓄えを減らせない時期になったら、今と考えが違うはずだ。
その時には、撤退戦というか「守りの戦法」というか、責めたり育てたりする部分の割合を小さく収めていき手元にしっかり守るべきものを囲い込むのだと思う。
投資商品は長期的に見て増えるから置いておけばいい、とキッパリハッキリ言える世代からグラデーション的に離れているであろう自分の人生。
ブームは去ったのかもわからないけどみんな読んでいるこの本を私も読まないとかなぁ。
子どもとの時間は今だけ。子どもの人生は一度だけ。よいお金の使い方を知りたい!と切実に思う今日この頃。貯め方は教えてくれる人がいても使い方は、人それぞれだから難しい…気がする。どうだろうか?
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