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日本の妻たちの忍耐力どうなってんの?!と驚愕したYouTube

今週はうちのちびすけの具合が悪く看病したり、解熱したら様子見ながら遊んだりとゆるゆる過ごした。

幸いにも急ぎの仕事もなく、チラチラ通知を見ながら過ごした。1人進めないといけない企画っぽいものがあるが、こんなときはゼロ進捗である。毎日毎分問い合わせや相談がバンバン入る仕事でなくてありがたかった。

我が家の保育園へ預けるスタンスとしては、平熱でまる一日以上過ごし、熱が安定したら保育園復帰。ただ、心配があれば初日は早迎えする。おやつのあとだったり、お昼寝のすぐあとに迎え入れる。それができるのは、しかも小学生が学童へシームレスに移動する日の条件付き。

さて、私が健康であっても病児ひとりでも抱えて過ごすワーママ生活はとても気が重い。下がったと思った熱がまた上がる予感がすると、頭を鈍器で殴られたようにショックを受ける。

家族を襲う健康トラブルの威力は計り知れない。

自分まで倒れたら絶望するし、もう1人病児が出たら精神がすり減り寿命が確実に縮む。

うちは夫も在宅勤務してお医者さんに連れて行ってくれたり色々してくれる方だと思う。ワンオペのワーママさんはどんな思いで看病と仕事をしているだろうと思う。

「ふなちゃん 3児ママ」さんというYouTuberさんがいる。小学生ふたり、幼稚園児ひとりの3人のお子さんをワンオペで育てつつ在宅仕事とYouTuberをされている。

下の子2人をおんぶ&抱っこされ家事をしていた時代から観ているのだけど、ふなちゃんさんは、家事は完璧にして身なりもちゃんとして、子どもたちと触れ合う時間も、さらには、読書や英語の勉強もされて本当にすごい。

しかし、たまに心配になる。
家庭内感染でも子育てと家事がノンストップ。
さらに、別の動画では、子どもの送迎など逃げられない場所で吐き気に襲われるというパニック障害で心療内科にかかっていることも語っている。
ただでさえ日常的にあまりに負担が大きいのに、パニック障害を押して子どもの幼稚園や習い事の送迎や学校行事をこなしているのである。

こちらのインフルエンザにかかったときの動画では、自身もぶっ倒れてもお子さんのお世話をしている。こんなのありなのか。

配偶者の方が何もしてくれないが悟りを開いたというくだりで泣けてしまう。

配偶者さんが最初の感染者でふなちゃんさんは看病してあげたのに、ふなちゃんさんが感染しても何もしてくれないとは…。普段から何もしない人はいざというときも結局何もしないよね、ということらしい。そんな…!

(どの動画か忘れたけどパパさんが遅く帰ってきて1人で食べたご飯の食器を、ふなちゃんさんが寝る前に手洗いしたシーンで涙出ちゃった。洗わないならラップを皿代わりにして割り箸で食べてほしいよ…)

コメント欄にはかなりふなちゃんさんを心配し寄り添い、配偶者さんを責めるようなものもたくさんあった。そりゃ、そうだな…せめて子どものご飯とか、トイレ掃除風呂掃除、食器洗いとか自分の洗濯物とかやってくれたら…と思うけど。

そんな男性(失礼…)でも稼ぎさえあれば結婚できる世の中なのか…と少し力が抜けてしまう。

さらに驚いたのは、ふなちゃんさんのコメント欄には「うちも同じです」といったコメントもよくある。

こちらの動画のコメント欄もそうだった。
心に負担をかけながらも、薬の力を借りながら子育てを全うする。

母は強しと言えばそうだけど、そこまでの痛みを抱えながら家の中の全てを母親が担うって…どうなんだろうか。この世は「助け合い」じゃないんか…。

同じように、大量にある家事育児、それに仕事がある人もいて自身も健康不安を抱えながら日々生きている、そんな女性がひとりやふたりでなく何人も、いやどれくらいだろう?たぶんたくさんいるとは…切なくてやるせない。

「自分で産んだんでしょ」「稼いでもらってるだけいいじゃない」と、弱音を吐く人を非難する人もいるから、ほんとにしんどいと思う。

私の夫は、未婚の男性が増える未来について「妻がいなくても、掃除はロボットがしてくれて、ご飯も美味しいものはいくらでも買えるから、結婚しなくても生きていくのに困らない」とサッパリしている。

しかし、令和でも妻がいないと生きていけない男性は生き残っているようだ。

ふなちゃんさんや、「私もです」とコメントしている方々が少しでも不安なく暮らせますようにと祈るばかり。

ふなちゃんさんは日本の頑張ってるお母さんを勇気づけたいとYouTubeでルーチン動画を撮り始めたそう。世の中には、テレビや本には載らなくても素晴らしい人がいるものである。

そして、私もまた、せっかくいただいた命を無駄にせず、かつ、健康的に使い切るように暮らしを見直したいと思う。

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