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FUJIFILMカメラ徹底検証!第3弾:グレインエフェクト編(PROVIA/VELVIA/ASITA)


はじめに

今回は、富士フィルムの現像機能"グレインエフェクト"について検証していきます。グレインエフェクトにはOFF/弱/強、大小の設定があり一つ一つのフィルムシミュレーションで検証していくとカラー写真だけでも(2×2+1)×9と膨大な数の検証となるため何度かに分けて検証していきます。(ネタ切れ防止にもなる!)
今回は、PROVIA/VELVIA/ASITAについて検証していきます。グレインエフェクトの効果が見えやすいようにグレインエフェクトOFF→強大→強小→弱大→弱小の順に並べています。

比較画像

PROVIA/スタンダード

Velvia/ビビッド

ASITA/ソフト

所見

グレインエフェクトで、強弱、大小の効果も写真全体の印象の変化のベクトルは同じ方向を向いているように感じた。どちらも写真のざらつき感をコントロールするパラメーターに見える。特にボケた部分に対しては強烈な効果を発揮しており、油絵で描いたかのような表現に変化している。
今回の3つのフィルムシミュレーションとの相性はあまり良くないように感じられた。使用状況を誤るとただの輝度ノイズに見える可能性もある気がした。(輝度ノイズと違うところは、黒の部分に表れていないところか?)
この比較画像をスマホで見た場合に印象の違いとして現れるのかは非常に気になるところ。

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