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10回目のラジオ「HSPあるある~私の体験~」

ラジオも10回目になりました
今回の放送は、6/21(金)と6/28(金)(再放送)です

ヘッドホンつけてマイクの前に座るのも
だいぶ慣れてきたような感じがします
そして何よりも! たのしい(^^♪ 
基本、喋りたがりなので、話すことは好きなんですよね

今回お話ししたのは、私のことなんですけど
私はHSPっていうお話を2回目のときにしたんですけどね
日ごろ、どんなことを感じているのかっていうことを
ただただ、お話しさせていただきましたヾ(*´∀`*)ノ

まず、HSP(Highly Sensitive Person)とは
「生まれつき人一倍敏感な気質を持っている人」
ということで
アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が
1996年に提唱した心理学上の概念です
HSPは全人口の15~20%、つまり5人に1人いると言われています

その中でも私は刺激を求めないけど社交的な
「非HSS型HSE」で、HSE(Highly Sensitive Extrovert)
は、人口の2%にあたるそうです

https://hitostat.com/ja/tests/highly-sensitive-person-testより

HSP気質の人にはいろんなタイプがあるんですが
それぞれにみんな、五感が敏感なのは共通しているようです
どの感覚に一番敏感なのかは、個人差がありますね

視覚

  • 誰かが髪形やメイクを変えるとすぐに気付く

  • 強い光が苦手

  • ごちゃごちゃした街並みや人混みが苦手

  • 微妙な色の変化に気付く

私も人混みが苦手です
でも、お祭りは好きです
なので、今年のフラワーフェスティバルに行って
山崎育三郎さん、ナマで見たかったんですけど
もう、人の量を想像しただけで身震いしてしまって、断念しました

聴覚

  • 大きい声の人が苦手

  • いろんな人の話し声がするところでは集中できない

  • 花火や映画館、ライブ会場の大きな音にびっくりする

  • 大好きな音楽を聴くと気分が変わり癒される

  • 小さな音に気づく

  • 話している人の声色の変化に気づく

私、元看護師なんですけど
申し送りの時って、各担当者ごとに聞くんですけど
狭いナースステーションの中でちょっとだけ離れて聞くんですね
そうすると、他の申し送りの声が一緒に入ってきて
「え?誰がなんだって?」という感じで集中できなかったんです
これって、注意欠陥?って思ってたんですけど
どうやらこの気質が影響していたみたいです

先日、父が入院していた時、主治医から説明があるとのことで
病院に出向いたんですけど…
こういう病状説明する場所って、だいたいは「部屋」がありますよね
でも、その日は父の病室でした(しかも4人部屋)
カーテンで仕切られただけの4人満床の病室で
現在の病状、考えられること、今後の見通しなど
医師は説明するんですけど…
同室の患者さんは、薬剤師から説明を受けていたり
ナースコールで看護師呼んで、看護師さんは出入りするし
何かのアラームが鳴っていたり、とまあ、落ち着かない
そんな場所で説明されるんで、情報処理が大変 ┐(´д`)┌
医師に確認のため質問する私の声にイラっと感が出てました

嗅覚

  • たばこ・化学香料のニオイが苦手

  • 天然のニオイは好き

  • 満員電車のニオイが苦手

  • 季節の変わり目のニオイに気づく

  • 好きな匂いだとリラックスできる

たばこのニオイ…苦手ですねぇ
私は20年前までヘビースモーカーだったんですけど
そのときに、たばこのニオイが服に付くなんて
気にも留めなかったんですけど
禁煙した途端に、「こんなに酷かったのか」って気づいて
私、迷惑かけてたなあ…と反省です

好きな匂いは、雨のにおい?
にわか雨の、アスファルトが冷やされるにおいなのかな…
何とも言えない、好きなにおいです

触覚

  • 「痛み」に敏感

  • 服の肌触りが気になる

  • 肌に何かつける(クリームとか)がダメ

  • 気温の変化を察知する

  • 苦手な人の近くだとザワザワ、ピリピリとした身体感覚がある

これ、私は痛みにはとても弱いです
そんな私がよく子どもを産めたなあ、とそこは感心
痛みの閾値は、かなり低いと自覚しています
去年の9月ごろから発症した胃の痛み…辛かったです
病院に行っても、所見がないから「詐病」だと思われてました
でも、痛みって、本人が痛いと言ったら痛いんだよっ!
って、看護学校でも習ったでしょ?
なのに、看護師って意外とそこんとこわからない人、いますよ?

味覚

  • 味が濃すぎるのは苦手

  • 添加物に刺激を感じることがある

  • 食へのこだわりが強い(素材の味が楽しめるような味付け)

私はたぶん、ここは一番鈍いのかな、と思ってます
嫌いなもの以外は、なんでも美味しく食べられるというか
味付けにあまりこだわらないというか
出されたものに関してはありがたく頂きます
過去に、マヨネーズやケチャップ、ソース、酢、味噌、にんにく、
ドレッシングなどの調味料が苦手、という人がいました
ポテサラ✖ ミートソース✖ ピザ✖ グラタン✖ 西京焼き✖
酢味噌和え✖ 味噌煮✖ デミグラスソース✖
「食材に好き嫌いないから、簡単でしょ?」と聞かれたけど
いやいや…これだけ苦手な味付けあったら
可能な味付けって、塩コショウとかしょう油とかだよね
これは、調味料の味に敏感なのか、好き嫌いなのか…謎です

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私が「もしかして私ってHSP?」と思ったとき
いつくか本を読んだんですけど、とても分かりやすかったのが
高野 優さんが書かれている「HSP!最高のトリセツ」です

HSP!最高のトリセツ 気にしなくて大丈夫、気にしたって大丈夫 1万年堂出版
高野 優(たかの ゆう) 愛とユーモアで子育てを応援する!講演会も大人気の育児マンガ家

HSPアンサー編、いよいよ開幕!
◆HSPに共通する5つの特徴 DOES差

●Depth of processing
・深く考える
・年中無休! HSPの脳内コンピューター
・深読みセンサーは誤作動しがち?
・夢中で掘り進むモグラのごとく

●Oversimulation
・過剰に刺激を受けやすい
・「人好き」なのに「人見知り」
・気を使って、気だけ疲れて…
・ハリネズミならトゲで身を守れるのに

●Emotional reactivity&high Empathy
・感情反応が強く、共感力が高い
・物音からも機嫌を読み取れるなんて
・寄りそう? 寄りそわない? それとも…
・喜怒哀楽の受け取り方は、鏡のごとく

●Sensitivity to subtleties
・ささいな刺激を察知する
・あなたも挑戦!敏感度チェック双六
・「華麗にスルー」に憧れて
・胸が揺さぶられる感動を何度でも

●差次感受性
・環境・経験からの影響
・良いことも悪いことも、ぐんぐん吸収!
・HSPは「炭鉱のカナリア」?
・思いっきり深呼吸ができる世界を

明橋大二×高野優の対談(1)

◆五感にまつわるエトセトラ 聴・嗅・触・視・味

●聴覚
・カフェでは周りの会話もついキャッチ
・音で疲れて、音色に心を奪われて…
・世にあふれる雑音への対処法は?
・敏感同士でも苦手は違って当たり前
・HSPと非HSPの音の世界の違いは?

●嗅覚
・「ニオイがちょっと…」なんて言えない
・敏感さだって人それぞれ
・「臭い」には「好きな匂い」で対抗!
・人前で話すときの緊張対策は?
・気持ちの切り替えにも、香りの力を

●触覚
・HSPのお肌には、天敵がいっぱい
・痛みは想像しただけでも…
・迷宮でも迷わない道を作っていけたら
・朗報とも言える情報を

●視覚
・HSP認定? スマホ画面が眩しすぎて
・いっそ、工夫を楽しんじゃおう

●味覚
・好き嫌いじゃなく、食わず嫌いなだけ
・「安全地帯」を広げていくために

明橋大二×高野優の対談(2)

◆エネルギーバンパイヤとは
・嫌いになっちゃうその前に
・エネルギーバンパイヤに気をつけて
・「仲良くしなきゃ」の呪いを解けば
・無限ダメ出しには、スルーで対処
・その「お気の毒」はあなたのため?
・サンドバックは、もう卒業
・エネルギーバンパイヤ対処法

おわりに いつか同じ景色を眺められたら

HSP!最高のトリセツ 気にしなくて大丈夫、気にしたって大丈夫 1万年堂出版   

これはトラウマ?

私は子どもの頃、両親と兄と妹、そして父方の祖父の従姉(以下祖母)
と6人家族として生活していました
私が3歳のとき、祖母との同居が始まったのですが
私の記憶にあるのは祖母の罵声や侮辱、暴言、暴力です
同居を始めたのちに、妹は生まれたのですが
祖母にとってかわいい孫は妹のみでした
兄も私も、祖母からすると邪魔者
だけど、兄は男の子なので、あまり祖母は兄は構わなかったようでした
私は「小癪な子」「気立ての悪い子」とよく言われ
「出ていけ」「うちにはいらん」と言われていました

妹にはそんなことを全く言わないので
私は「私が悪いんだ」「私はこの家にいるといけないんだ」
と思うようになりました
辛い気持ちを母に伝えたこともありましたが、母からは
「私たち家族がここで暮らすためにはおばあちゃんの言うことを聞かないといけない」と言われて、とにかく祖母を怒らせてはいけないと
祖母の機嫌をうかがいながら生活していました

大人になってからも、人の機嫌がとても気になります
自分が他人にどう思われているのか、評価も気になります
誰かが怒られていると自分が怒られているような感じになるし
集まってヒソヒソ話されていると自分の悪口言ってんのかな
って思ってその場にいるのが嫌で立ち去るようにしたり

こういう空気がずっと続くと、本当にきついんですよね
勝手に不安になってるだけなのかもしれないけど
この、心理的安全性がない空気感って、地獄です

でも、こういうのって、わかってもらえないんです
職場の上司に相談しても「気にしすぎ」と言われたり
「あなたのほうからコミュニケーション取って」と言われたり
結局、私の努力不足だと思われてしまう…
そして「あの人は心が弱いんよね」なんて言われたり

心が弱かったらダメですか?

安全を保てるところに身を置きたい
自尊心を持って生きたい・自分の存在を認められたい
これって、自然な人の欲求じゃないですか?
誰かのこの気持ちを、誰かが脅かしてもいいものでしょうか?
基本的人権の尊重、みんな知ってますよね

心が弱かったらダメなんでしょうか?
みんながみんな、鋼の心を持ってなきゃダメなんでしょうか?
人を傷つけても平気、傷つけられても平気じゃなきゃって
こんな世の中が理想なんでしょうか?

人の痛みがわかるからこそ、人に寄り添える
苦しみを抱えているからこそ、苦しみを抱える辛さに共感できる

私は自分の弱さを強みに変えて、それを活かそうと思っています

看護師を辞めて、私が歩みだした一歩は
「誰かの声に耳を傾けること」
カウンセリングルームを開業したのは、そんなことがあったからです

私のカウンセリングルームはオンラインがメインです
全国どこからでもご利用いただけます
人間関係の悩みや、仕事に関する悩みなど
1人で抱え込んでいて、誰にも話せず苦しいとき
知らない誰かには話せる、という勇気があったら
話してみてください


わかゆう


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