原液

普段思っていることを吐き出して、薄める作業をしています。

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最近の記事

推し活と言葉のあれそれ

「広告で『沼』とか『尊い』って言ってくるの嫌」ってヲタクの人は多分いると思う。私もそう思うので。 「それにしても、何故嫌なのだろう」を考えているとき、横道に逸れて「抱く感情を決め付けられる場面って結構多いよな〜」と思ったので、その話をしよう。 例えば、災害や事故が発生したとき。ニュースではどんな規模で何が起こり、死傷者は何人なのか報じる。その後、段々と「亡くなった人の人生」を取り上げることが多い。 考えすぎかもしれないが「悲しんでください」と言わんばかりにセンセーショナ

    • 「好奇心と多読のジレンマ」の答え

      以前書いた「好奇心と多読のジレンマ」で、本の読み方に関する愚痴みたいなものを述べました。 先日、この愚痴を綺麗に昇華してくれるツイート(現ポスト)を見ました。 このポストを読んだ時は「確かに〜!」くらいの感想でしたが、あるときカチッと歯車と歯車が合わさるように納得しました。 ある読書のとき、「本を一冊の「点」と捉えるのではなく、本の中の情報を点で捉えればいいのではないか?そしたら、他の本の点と繋がって「線」や「面」になるのではないか。」 「積読本で作った図書館は、自分だ

      • Nissy×SKY-HIの曲めっちゃいいって話をする

        好きな声優さんが出ていることから「ブルーロック」にハマり、そして「ブルーロック -Episode 凪-」を観て、主題歌の「Stormy」から、NissyさんとSKY-HIさんを知りました。 2次元のアイドルコンテンツやアーティスト活動をする声優さんにハマることが多いのですが、テレビ番組やエンタメを観ない人間だったもので、恥ずかしながら全くお二人のことを知らなかったんです。 「Stormy」のメイキング動画で興味を持ち、そこから経歴やどんなアーティストなのか調べました。知れ

        • 好奇心と多読のジレンマ

          私は読書が好きです。 自分が夢中になった物の中で、没頭しても怒られなかった物が読書だから。やっててバカにされなかったし、他人と優劣を付けられなかったから。 本の世界は、ほんのり苦行な現代から心を離脱させてくれる癒しの場所だと思います。(そのため自分の世界が濃くなって、他者との距離が遠くなりそうだけど。) そんな私は同時に好奇心も旺盛で、気になる本はとにかく多い。読みたい本や積読本も山のようにある。1つの本を読み進めているうちに、他の本に浮気することもある。2冊併読は当たり

        推し活と言葉のあれそれ

          「100万ドルの五稜星」で暴いたもの

          ⚠️「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」のネタバレを含みます⚠️ こんにちは。 「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」を観ました。 私は名探偵コナンの映画は毎年決まったメンバーで観に行っており、毎年の恒例イベントとして楽しみにしています。 今回の映画は予告をチェックせずに、事前情報はTwitterで得た「刀剣乱舞」と「ゴールデンカムイ」の2単語のみで観に行きました。 いざ視聴! 諸々の予告を見た後に映し出される「東映」の文字。 今年はどんな事件なのだろうと思った矢先

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