変化
息子の不登校から、今までの自分を見つめ直し始めた。
自分の見たくない部分を自らほじくり返す。
辛い作業といえば辛い作業だけど、自分で見ないようにしてきた自分を見つめる作業は、嫌ではなかった。
新たな発見のような。
自分の気づいていなかった(気づかないようにしていた)私を私が発見する。
私自身に親子関係のトラウマがあったこと。
過去の自分をずっと許せずにいたこと。
完璧主義な私は、完璧でなければ愛されないと思っていたこと。
何かをしなければ愛されない関係なんて、本来ない。
どこでそうなったんだか。
私の器は大人になっても小さなままで、子供達を大きな器で愛する事が出来なかった。
子供だけじゃないな、誰に対してもだな。
自分自身が自分を許したり、愛するとが出来て初めて、周りの他人に同じ事ができるようになる。
そもそも、私は自分自身を信じていなかったから、周りの人を信じられてなかったのかもしれない。
なんで子供を受け入れてあげれなかったんだろうって、自分をずっと責めていたけど、あの時の私はあれが精一杯だったんじゃないか。
そう思えるようになった。
息子の不登校は私にとって大きなショックであり、私の人生に大きな変化をくれた。
こんなふう思えるようになった今の私がいるのは、子供のおかげだ。
子供ってすごいな。
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