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好きなことを見つける方法。

#私の学び直し

あなたの好きなことはなに?

多趣味で好きなことが明確な人にとっては、考えられない話だろう。しかし、この世には自分では当たり前にある好きなことをわからない人もいる。ただ、それは忘れてしまっているか、気づけずにいるだけなのだが。行き場が分からなくなってしまった人へ私は書いている。


好きなことがわからなくなった。

私は、ちょっと前まで自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、全くわからなくなっていた。それは、やりたくないことを時間に追われてしていたからだ。そう、それは仕事。もちろん大ッキライというほど嫌いな仕事ではなく、むしろ作業内容は好きたったのだが、会社指定の服を来て、クソ真面目に言われるがままに日々仕事をしていたら、自分の人生に嫌気が差してきた。そして、私は思い立った。仕事を辞めて、この土地から離れようと。

そして、私は部屋にあるものを断捨離し、荷物をキャリーバッグとバックパックの2つだけにした。本当に心から好きなものなんてないに等しく、すべてを捨てて新しい世界のもので入れ替えたかった。

でも、その時点で、いったい私はどこに向かっているのか、何がしたいのか、何が好きなのか、わからなくなっていた。

低迷していた1年半。

買い物に行って洋服を見ても、どれもピンとこない。どれも似合わない。好きな柄、模様、色、なんだかどれもピンとこない。それが続いて1年半。

きっかけはインド旅。

私は一人でインドへ行った。実は8年間ずっと行きたかったけど、勇気がなくていけなかった。私の唯一の好きであろうこと。もう仕事もなく、全財産も2つのバックに収まるほど解放された私。やりたいこともなければ行く先もわからない。どうせこの世にいるのなら、インドへ行こうと決心した。

インドの美しい女性たち。

インドの女性は美しい。日本とは違った顔立ち、服装、髪型、アクセサリー。とても興味深かった。ただ、どんなにキレイなアクセサリーでも、自分に合わせてみると全く似合わなかった。それでも私はインドの物が欲しい、買いたいと思った。そこで手に入れたのがインドのワンピース。試着したら、久々にとても似合った。今まで暖色系が多かったけれど、今回はインド人の店員さんが薦めてくれた紺色に小さな花柄のワンピースを買った。私って、こんな色や柄が似合うんだ。久々の発見だった。

①新しい土地へ行く。

自分が分からなくなったら、今いる土地がもしかしたら合っていないのかもしれない。勇気を持って、ちょっと飛び出してみるのもいい。ちょっとした一人旅でも出掛けたら、今までは出会わぬだろう物や人に出会う。そこで新しい発見、気付きに出会う。

②買い物へ行く。

これは、何か買えと言っているわけではく、いろんなものを見てほしいということだ。この世には色んなもので溢れている。雑誌を見ただけでは実際に自分に似合うものがどれかなんてわからない。とにかく街へ出て足を運び、自分で見て自分にあてがってみる。似合うものが見つからなくてもいい。これは似合わないっていうのを見つけることも、かなりのヒントになる。

③惹かれるものにお金を使う。

それがちょっと高くても、なんか惹かれる。その気持があったら勇気を出して買ってみる。それがあなたにとって、大きな転機となるかもしれない。私の場合は美容院だ。

私にはなんとなくしてみたい髪型があった。でも値段が高かった。髪を切るだけのことに3,000円出すのにも抵抗がある私。しかも、思い通りの髪型になるとは限らない。美容院ではなんども失敗している。だから迷った。してみたい髪型にするには一万円超え。仕事を辞めてインド旅へ行った私にとっては痛い金額だった。でも、心がもやもやする。だから、思い立ったが吉日だと思い、私は美容院へ行った。

結果は、まるで世界が変わったようだった。身につけたいアクセサリーが浮かんできたし、この髪型にしたからあの服が似合うな、あの色が似合うな、理想の生活まで頭に浮かんできた。

最後に。


視野が狭くなっているだけ。

必ずあなたが心惹かれるものがある。これは絶対。有名な、近藤 麻理恵さんことこんまりさんが言うように、"ときめくもの"だけを自分の身に置く。好きなものに囲まれていると、自然と真の自分へと戻ってくる。だから、好きなことも見つかってくる。これ絶対。

なんとなく惹かれる方へ足を運べば、狭くなっていた視野が広がり、あなたの世界への門が近くなる。

その門を開けてほしい。

その門をくぐれば、あなたのときめくものがたくさんあって、見きれないほど輝いている。理想とする自分もそこにはいる。

人によって、通る道は違えども、ときめきを拾っていけば間違いない。


インドで飲んだお気に入りにココナッツウォーター


ここまで読んでくれたあなたの幸せを心より願っている。


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