見出し画像

自称HSS型HSP,女一人でインドへ行ってみた。

私は自称HSS型HSP。33歳。

インドに興味を持ったのは25歳の時、いつか、死ぬまでに行ってみたいと思っていたが、なかなか勇気が出ずに、8年越しで行くことになった。


デリー

私は、日本からデリー空港に到着した。

デリーはひどかった。

コロナウイルスの予防のためのマスクではなく、排気ガスを防ぐためにマスクをしていた。空気は濁っていて灰色。観光しているとずっと”トゥクトゥクに乗らないか”と言ってきてうっとおしい。車とバイクのクラクションの嵐で、しかも道路のほとんどが整備されていなく、挙句の果て牛のふんだらけだった。

悲惨。

なのに私はわくわくしていた。

本当は女一人では危ないと言われているが、私は一人でニューデリーを観光した。インド人と値段交渉してトゥクトゥクに乗ったり、露店のカレーをそこにいたインド人と食べて仲良くなったりした。

最悪だけど、いままでに感じたことのない楽しさだった。

ハリドワール

ハリドワールはデリーから北に位置する。
デリーから電車で4時間半くらいかかる。

ハリドワール行の電車はだいたい時間通りにくるらしく、快適だった。ランチも付いて一人1200円くらい。激安。帰りのデリー行きの電車は150円増しくらいでおやつまでついてきた。もちろん時間通りに到着した。

リシケシュ

リシケシュはハリドワールからさらにバスに1時間ほど乗る。リシケシュはビートルズが訪れた場所、そしてヨガの聖地として有名だ。バラナシのガンジス川と違って川の色はエメラルドグリーン。おしゃれなカフェもたくさんあった。

私はリシケシュでインド人とキャンプをした。毎食カレーの食べ放題だった。そしてラフティングもした。10度を切る寒さの中、ガンジス川を下り、さらにガンジス川に飛び込んだ。歯があれほどにがくがくしたのは初めてだった。でも、ガンジス川のエネルギーは凄まじいものに感じた。なんだろう。今まで感じたことのない強いエネルギーを感じた。

本場のヨガをしたら身体が硬すぎて股が切れそうだったし、カレーの食べ過ぎで体調を壊し、ほとんど1週間、果物と野菜の生活になった。しんどかったけど、なんとなく自然に体がデトックスされたようだった。リシケシュには、デトックスジュースなどの砂糖不使用の飲み物があったり、ヴィーガン食があるなど、体に良いものがたくさんある。ここへ来たら、体が自然とリセットされた。

コーチ

リシケシュからデリーへ戻り、そこからインドの国内線でコーチ空港へ向かった。コーチはコチやコーチンとも呼ばれる。コーチは主に、エルナクラムとフォートコチ、そしてチェライが観光スポットだ。

日本で、コーチはインドらしくない穏やかな空気が流れていて、芸術の街だということを知り、この街に行った。

さらに、エルナクラムにはインド最大のショッピングモール、ルルモールがある。また、フォートコチは芸術の街でおしゃれなカフェや洋服店がある。私が行ったときはちょうど、芸術の祭典である、ビナーレが開催されていて、多くの芸術家たちが集まっていた。

そして、チェライ。

チェライにはビーチのスポットがある。
インドのビーチというと、ゴアが有名だが、私はゆっくりしたかったからコーチへ行った。

コーチの人もそうだが、チェライの人たちもみんな本当に親切だった。
炎天下の中歩いていると、バイクに乗せてくれたり、お金がATMから引き出せないときは、無料でトゥクトゥクの手配をしてくれた。ビーチに行くと、日本人なんて私だけだが、みんな笑顔で挨拶してくれた。

私はチェライのホームステイに泊まったが、奥さんの最高の手作り料理を堪能したし、目の前はビーチで、1泊3,000円くらいのとこなのに、かなり豪華な旅をしている気分になった。

本当に、うまく文章にできないくらいに最高だったんだ。

ネットでは知れない、インドのこと

インドでは北と南では食べものが違う。(日本の北海道と沖縄のように) 洋服の感じや、人の感じもやはり違った。

デリーはいわゆる日本でいう新宿の歌舞伎町みたいなところ。
フォートコチやチェライは、強いて言えば沖縄とか日本の離島のようなところ。

インドは日本の9倍の面積をもち、さらに人口は世界一。
インドは汚いし騙すし最悪って思うのは、やはりそういう都市へ行くからだ。もっと田舎や海の方へ行くと、感じがまったく違う。インド人がこんなにも親切だったなんて、だれが信じてくれるだろう。

(コーチに想いを馳せる)

私は一人でコーチに2週間くらい滞在していた。英語もろくに話せないし、乗り物の乗り方だってよくわからない。どんなに地球の歩き方を読んでも、わからない三昧だった。だから私はたくさんのインド人に道を尋ねた。ATMが使えないときもあった。また体調を壊して寝込んだりもした。そんな時、みんな私を助けてくれた。

インド人て、騙す人が多いことはよく言われる。それも正解だけど、ここコーチの人たちはむしろ私を助けてくれた。たくさんたくさんたーくさん助けてくれた。だから、私はnoteを書き始めた。自分の胸にちゃんと忘れないように残しておきたいから。インドの良さを知ってもらいたいから。

もちろん、海外一人旅はとても危険。
でも、ちゃんとその危険を理解して自分にできる万全を期して旅に挑めば、きっと楽しい旅になる。

他国におじゃまするわけだから、最小限でもその国のことを理解してから行くといいと思う。

たった二千文字では、まったくと言っていいほど25日間のインド旅を語り切れない。


あんまり動画もないし、少しずつだけど、
YouTubeショート動画をアップ中↓


インドのローカルバスって、乗れる?
ほとんどの人はUberのタクシーかトゥクトゥクを使うところを、
冒険してみた☆↓

旅を楽しもう♪
勇気を出して、人生楽しもう♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?