アメリカ製保健室with帰国子女

[毎週ショートショートnote]

大阪のとある私立中学　今年採用された保健の先生は自称帰国子女である。
生徒A「今度きはった先生変わってはんでぇ　陰でみてみよか！」
A「あっ　きはった！」
女史「カモン　ベィビィ　アメリカ♪ふんふ　フーン♪♪」
A「めっちゃ　ノリノリやん」　
A「あれ？右からの引き戸　左に変わってるよ～　まさか　アメリカ車ハンドル左やから？うそっん～」
「校長や　なんかばたばたしてる～　右の戸開けてるけどあかんから　ドンドン叩いてる　やばいでぇ～」
「女史　左から出て来た！」
「校長　怒ってるみたいやなぁ　どないなるんかなぁ～」
女史「ここは　my own roomヤ～　アメリカにせぃー！」
A「ワァ～　校長目白黒させて逃げていったわー　きょーれつやなぁ」
A「女　ルー大柴みたいやなぁ　ほんまに　帰国子女ﾅﾝかなー　ルー子　危険!!」
噂は広まり　保健室登校は減り　保健室に行くぐらいなら授業を受けた方がましと生徒に恐れられ　女史は益々　アメリカにのめり込みました。良かった　良かった！
てって、　なんでやねん!!

たはらかにさんの毎週ショートショートnoteに参加させてもらってます。
毎週とても楽しみにしております。