好きなことは何回だって好きになる
皆さんこんにちは、しまさです。
誰にでも好きな物事はあると思いますが、私の場合、それらをずっと好きなわけではない気がします。24時間365日好きというわけではなく、忘れたり離れてしまう期間があっても、改めてやってみると好きと再認識することが多いのです。
紆余曲折はあったとしても、何回だって好きなものは好きとなるのです。そこで今回は、私が考える好きのあり方をお話しします。
丁度良い距離感がある
たとえ好きだとしても、物事にはちょうどいい距離感があります。いくら仲の良い先輩後輩の関係でも、毎晩飲みに行くのはしんどいと思いますし、そもそも健康的に考えても身体に悪いです。
また、私の場合ですが、noteも同じです。書くことで思考の整理につながったり、今まで気が付かなかった自分に出会えたりするので、書くこと自体は好きです。しかし、毎日書くのはおそらく無理です。なんだか書くことが目的になりそうですし、無理なく自分のペースで続けていきたいです。
人によって丁度良さの具合は異なりますが、好きだからと言ってずっと続けられるものとも限りません。そのため、近づいたり離れたりと丁度よい距離感で好きになるのです。
やらない時間も楽しむ
やっていない時間があるから、生まれる楽しみというものあります。
例えば、旅行は行っている時だけでなく、その前後も楽しめます。計画して旅行を楽しみにする時間、当日は実際に現地に行って旅行を楽しむ時間、そして、帰った後は土産話を共有して楽しむ時間です。
楽しみにする時間、楽しむ時間、楽しんだことを共有する時間です。noteの場合でも、日常で感じたことを書きたいと楽しみにする時間、実際に書いてみて新たな発見を楽しむ時間、そして投稿して皆さんと共有する時間を楽しめます。やることは1つでも楽しみ方は1つではないのです。
もし、これが好きだからと言ってずっと続けていたらどうなるでしょうか。 それでは楽しむ時間の1つしか楽しめませんし、もしかしたら忙しなくて楽しむ余裕がなくなってしまうかもしれません。
好きなものの楽しみ方は、それをやっている時間だけではありません。やっていない時間も楽しめます。そのため、色んな楽しみ方をするためにも、丁度良い距離感を保ち、やらない時間を確保することも大事だと考えます。
好きという感情は離散的
離散的と聞くと数学っぽくて難しいイメージがあるかもしれませんが、好きという感情は連続的でつながっているわけではないということです。イメージとしては、「好き好き好き好き好き好き好き」ではなく、「好き……..好き…好き…..好き」のような感じです。あくまでイメージです。
上述したように、やらない時間があるから、やる時間を十分に楽しめます。そして、好きを認識するのはもちろんやる時間、もしくはその前後になります。やらない時間はそれが好きだと認識してはいないけれど、やる時間は好きだと認識しているのです。
それはつまり、好きという感情は離散的であることを意味しています。なぜなら、好きと認識していない時間があるのですから。このように、ずっと昔から好きであったとしても、その感情は連続的ではないのです。
期間よりも回数
好きという感情は離散的です。連続的ではありません。一方で、時間というのは連続的に進んでいきます。ということは、好きという気持ちはその期間よりも、認識した回数の方が重要になるのではないでしょうか?
確かに、長い期間続けている方が好きなようにも感じます。しかし、それは長い期間の方が試行回数が多くなり、必然的に好きと認識する回数も増えるからです。そのため、結局は期間の長さではなく回数であると言い換えられます。
私も、12歳から始めたバレーボールは10年以上経った今でも好きで続けています。大学での部活動を引退後、社会人で再開するまでの3年間は離れてしまいましたが、やっぱり私はバレーが好きなのです。今でも、プレーした時は楽しさがあふれ、バレーが好きだという感情がこみ上げてきます。
好きという感情は離散的です。そのため、ずっと好きである必要はないですし、ずっと続けている必要もありません。むしろ、離れている期間が長くても好きと感じるのであれば、本当に好きなのでしょう。
本当に好きなのあれば、きっと何回だって好きになれます。大事なのは期間ではなく何回でも好きになれるかです。そして、その回数が本当の好きという気持ちの証明なのだと思います。
まとめ
好きという感情は離散的なので、やらない期間や好きでない期間も存在します。しかし、その期間は好きという感情とはあまり関係なく、大事なのは何回でも好きになれるかだと考えます。
普段は内向的で好きという感情も言葉もほとんど外に出さないので、書いていてなんだか恥ずかしい気持ちになりました。外に出さないだけで、自分もちゃんと好きという感情があるのだと再認識できた気がします。文字でも言葉にするのは大事ですね。
以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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