アートと暮らしは区別しちゃだめ。全部繋がっているもの
☕︎
昨日、カレーパンを食べながらatelierで片付けしていたら、絵見ていいですか？と夕方ご婦人がatelierに来られた
ここはatelier兼Officeで
(株)bluebird 夫は帰宅
どうぞとしばし絵の話をされて、お伺いすると
家がatelierの裏で、絵は描けないけど見るのは好き。
病気ばっかりでとおっしゃる
動物画、抽象画を見ながらキラキラされた瞳を向けられ私はひとつひとつ質問に答える
あなたは絵を教えているのか
あなたが描いているのか
美大をでているのか
私自身にも興味を持たれたよう
動物画をさし
この子は今幸せなのか
動物自身にも興味を持たれたよう
全然まだまだだけど
オーダーアートを軸にアートをやっているとお伝えすると褒めてくださる
絵を見る方にはふた通りいらっしゃるように思う
これなんですか？
山です。
どこが山ですか？
というタイプの方
ただ作家の感性に触れたいという方
感性に触れることに価値を感じる方
その方は後者の方だった。
しきりに感性ねー。とおっしゃっていた
✳︎
話の流れで夫の仕事の話になる。何をやっているのと？
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ちょうど山梨の実家で祖父母の代からある野放しの三角の土地が売れた。税金はずっと払っていて祖父の代から行政にどうにかしたいと相談するも何もできず法律で売れなかったそう。山梨の実家の近隣が農地から駐車場になり、その時に来ていた人に父がうちも調べてくれないかと相談したら、法は改正になり農地としてなら売れる。すぐに買い手がついたのだそう。その人は不動産屋さんではなかった。
______
夫の仕事はそんなお仕事ですとお伝えする
素人が簡単に言うと超めんどくさい、
いろんな絡みがある(感情やお金やそれに付随する人間の性。)
土地や不動産の間に入りその人に最善の選択を導く仕事
不動産やさんから断られるような案件が得意らしい。昔の境界線が曖昧な土地をある資料から調べ次のステージへ繋ぐ架け橋になる。ただ売り買いをする。リフォームをする。税金対策の提案ではなく、人にフォーカスした上で寄り添いながら負の遺産を残させない。繋げる。そんな仕事をしている。
今は介護も視野に入れた不動産コンサルをやっている
誰かが夫を繋ぐ人だと言っていた
行政の人との連携もしながら勉強会もやっていますがひとりで悩まないでって。そんな感じだと思いますー。勉強はもうしたくないわー。
そんな会話でした(^^)
自身が難病車椅子の経験もあり、細かく調べ動いてくれる人だから私は尊敬しているんですなど長々話していた。
人のことは話せるんだな☕︎
夫 (株)blue bird
こうギラギラに出しているけど
夫が本当にやりたいことは社会貢献なんじゃないかと思っている☺️
夫の仕事をお伝えすると
近隣のことをたくさん教えてくださった。
持ち家でこの近所に住んで５６年
atelierも築５６年。
この場所、atelier前の40何号棟ある団地のなかでatelierの前だけ棟数の幅が広いのだそう
(Googleで調べたら本当だった)
地名の由来
昔は長男以外土地を継げなかった
ここは山梨方面から次男三男が来て開拓した場所なんだよ
町名の由来まで詳しく教えてくださった。
そして夫の姓がこの一帯の地主さんと同じで、わたしたちは引越してきて、初めて知ったのだけど、それも興味を持たれた様子。
団地は5階から8階になって、今後
街並みも変わる
分譲は今1千万で安いから高くなるよ
家賃も高くなるから、住めない人がでて人が入れ替わる。ここはそういう流れの場所なのと
隣不動産やさんだからお隣とご主人組めばいいんじゃない？とかバンバンアドバイスをいただくなかでとても響いた言葉がある
アートに見にいらしたのに
夫の仕事の話ばかりしちゃってごめんなさいと伝えた後だ
アートと暮らしは区別しちゃダメ
全部繋がっているのよって
今のわたしたちのスタイルを
初めて言語として肯定された言葉だった
心の豊かさ、経済的な豊かさ
感受性
生きていく知恵
どちらかひとつ欠けても人は豊かにはなれない
不足感を感じる
人間はそういう動物だ
そして、絵をもっと見せた方がいいと
ドアも開けてOpenにと
ご近所さんでご挨拶がわりにと作っているポストカードをプレゼントしようとしたら
買ってくださった
悩まれて最後に選ばれたものが一番明るいポストカードだった
年齢がいき身体が不自由になっても
病気になっても
感受性は残る
その人の感性は
その人のもので
それがその人自身を死ぬまで育む
生かす
あなたとご主人のやっていることは同じよ
あなたたち似ている
そんな風に言われて嬉しかった
通りすがりの人からいただく助言は神様みたいだと毎回思う
伝えに来てくれている
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