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人生に優先事項があるときの食事作り置き、冷凍等。一人暮らし、独身、ワンオペ、多忙の方に。お財布にも優しい。

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皆様、いつもいつもお食事作りお疲れ様です。どんなにまめな方でも、そう丁寧にもしていられない時が、人生には訪れますね。そんな時は、迷わず手抜きして下さい。でも、健康にはくれぐれも気を付けて。以下に、忖度無し、当方実験済みの方法を記させていただきました。よろしければご利用ください。


1. 鍋もの (タラちり)


タラちり

材料: 3食分
しめじorえのきorまいたけ 一房
ネギ 2,3本
あれば白菜、人参 1/4 or 適宜
絹豆腐 1丁
タラ切り身 3切れ
昆布(乾燥)10~12cmくらいのものを3枚
ミツカンリンゴ酢 適量

作り置きポイント:
・キノコとねぎ(白菜、人参)を、鍋1回分で小分け冷凍しておくと便利
・タラは冷凍しないでね。その都度購入してきてね。
魚の冷凍は釣りたてじゃない限り不衛生です。
冷凍のまま宅配されたものも、なるべく早く食べてください。

作り方:
① 土鍋にざっと洗った昆布(約10~15㎝)を敷いて水を入れる。
一人用土鍋があるとなにかと便利。
洗い物が減る
② タラ、冷凍ネギ、冷凍キノコ、豆腐各1食分を姿良く鍋に入れ火にかける。
この時1食は生野菜を使い、残りを冷凍or冷蔵してもグッド。
③ 材料が煮えたら、取り皿に醤油とリンゴ酢を入れ食する。


何にでもまずは昆布を入れる

なるためポイント:
ポン酢、レモン酢、なんちゃら酢と、色々用意するのは非効率的です。
添加物無しでおいしいミツカンのリンゴ酢一つで万能使いできます。
なんなら、このままで飲んでダイエットドリンクにもなります。
また、ズボラな私は、豆腐も野菜も1回分ずつ冷蔵し、その日は3食タラちりの日もあります。
これ1食で万能食です。
色々な鍋のバージョンでご利用ください。

鍋に「純」なリンゴ酢・ミツカン


タラをぶりに変えただけ
なんちゃら鍋うどん
残った材料はカットして冷凍
これ便利でお財布に優しい

2. とろろそば


とろろそば

材料: 3食分
山芋(とろろにする)1本
そば(乾麺が保存できて便利)3食分
もみ海苔(これも冷凍にする)適量
ワサビ(S&Bの缶ワサビ)適量
めんつゆ 適量

作り置きポイント:
山芋を小分けして冷凍or冷蔵しておく。
これを使って直ぐにとろろそばが作れる。

作り方:
① 皮むき器で山芋の皮をむいてすりおろす。
ミツカンの(一番安い)酢を手に塗っておく、または、ポリ袋を手にかぶせて作業するとかゆくならない。
今の山芋は昔のように酢水につけてアクを取らなくてもOK。
気になったら、山芋の皮をむいた段階で酢を塗る。
② 皮をむき終わったあたりで鍋に湯を沸かす
③ 湯が沸いたらそばをゆでる。
そばのパッケージ裏に茹で方が書いてある。
湯量は多めに書いてあるが、茹でられればあまり気にしなくてもOK。
④ ゆであがったそばを流水で洗い、皿に盛り付ける。
適宜とろろを乗せて、もみ海苔を散らす。
⑤ めんつゆに乾燥ワサビを適宜お好みで入れて食す。(耳かき2杯分くらい)

なるためポイント:
めったにワサビを使わないわたしは缶のワサビを愛用しています。
なんならこれも小袋に移し替えて冷凍できます。
また、ズボラな私は、とろろは冷凍しないで小さいタッパーに1回分ずつ入れて冷蔵し、その日は3食とろろそばにしています。
これ1食で万能食です。
江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎は長生きしましたが、毎日ざるそばを大盛で食べていたとか。 
そばさえあれば満足だったようです。

粉のからしとワサビ

3. 小豆(あずき)粥


小豆粥・タッパー蓋つき食器に入れてランチ用にも

材料: 3食分、小豆は冷凍
小豆(乾燥)4~500g
玄米(無洗玄米便利です)1.5合
昆布(乾燥)10~15cmのものを1枚
(味付が好きな方は、酒、しょうゆ、みりん等を適宜)

煮た小豆はアイラップに入れて冷凍保存します

作り置きポイント:
・煮た小豆を小分けして冷凍しておく。
・これを使って直ぐに小豆粥が作れる。
小豆のパッケージ袋裏には豆が煮汁から出ないように差し水をしながら、とありますが、お菓子のあんこにするのではないので、ある程度水分が残ればOK。
・また、これは後々おかゆにするものなので、この辺は適当でも大丈夫。
要は、柔らかくなればいい。多少芯が残るくらいでもおかゆにした段階で柔らかくなります。
・味付けはしないでください。
味付けすると、後々おかゆにするときに豆が柔らかくなりません。
・5合炊きの炊飯器でないと、お粥1.5号は炊けないかも。
その時は手持ち調理器具にお粥の量を合わせてください。

お粥を炊くときは昆布を入れると栄養向上委員会

作り方:
① 小豆を軽く洗う
② 豆の約3倍の水で、強火にしてひと煮立ちさせ、一度茹でこぼし、「アク」を取る
③ 新たに4~5倍の水を加え、沸騰後、軽い沸騰が続くくらいの弱火で、豆が柔らかくなるまでゆでる。
この小豆は使わない分を小分けにして冷凍します。
④ 炊飯器を「おかゆ」に設定して、ざっと洗った昆布約15㎝、玄米1号~1.5号と、煮た小豆適量(カップ1~1・5)を炊く。多めが好きな人は昆布も小豆も多めに入れて。

なるためポイント:
・昆布はヨードやミネラルが摂取できる貴重な食品。
・このような料理で積極的に摂取しましょう。
・これ1品で万能食です。豆は、日本人の体に合った植物性蛋白質。
・余裕があればみそ汁、漬物などを添えて食します。
・わたしは、朝炊いて、一日3食これ食べる時もあります。

4. 豚汁

画像引用:AJINOMOTO PARK

材料: 
豚小間肉 300~500g
キャベツor白菜 1/4玉
ねぎ 2~3本
人参 1,2本
ジャガイモor里芋or大根 適量
ごぼう(あれば)適量
しょうが(あれば)適量
みそ カップ3/4くらい
だしの素 大さじ1orもっと

作り置きポイント:
10人分以上作るくらいの勢いで大鍋に作ります。
作り方:
① 鍋に材料を入れて汁物になる量の水を入れる。
大きな鍋があるとなにかと便利。
② 鍋に入れ火にかける。
この時は生野菜を使い、残りを冷凍すると合理的。
③ 材料が煮えたら、だしの素、みそを入れ食する。

なるためポイント:
これは、毎日献立を変えて変身させられる便利ものです。
1日目 豚汁(汁多めに食す。おかゆ献立等と合う)
2日目 味噌煮うどんの具(ゆで卵など添えても)
3日目 グラタン(牛乳とチーズをのせて焼く。マカロニを入れると一品で万能食)
4日目 カレー(味を見ながら市販のカレールー等を適宜使用。)
この、豚汁をグラタンやカレーにするというのは、いつか何かの雑誌で見たのを参考にしました。
大量に10人分作らなくても、少量作って、余分に材料をカットして、残りは冷凍するのもおすすめです。
衛生上、鍋ごと冷蔵の上、4日くらいでその都度火を通して食べきって下さい。

5. 生野菜を冷凍する方法


しょうがスライス・平べったく入れて冷凍
もやしとにら・ちょこっと残ったものを冷凍
冷凍してあった野菜でささっと「ほうとう」も作れます
画像引用:AJINOMOTO PARK
理想(上写真)と現実(この写真)

① スライス玉ねぎ
玉ねぎをスライスして小分けにして冷凍します。
油揚げ、お麩などと一緒にインスタントみそ汁にします。

② キノコ類
しめじ、しいたけ、えのき、エリンギ等は、石づきを取り、ざっとざるで洗ってそのまま冷凍できます。
エリンギは手で割いておくと便利でしょう。
みそ汁や鍋物に使えます。
なめこは袋のまま冷凍し、使用時にざっと水洗いして火を通します。

③ ねぎ
スライスでも、みじん切りでも、お好みに切って小分けし、そのまま冷凍します。
みそ汁、鍋物、炒め物に使えます。

④ 山芋
すり下ろして、スライスして、お好きなようにカットして冷凍します。

⑤ もやし 袋のまま冷凍し、使用時にざっと水洗いして使います。

⑥ その他、生のまま冷凍できる野菜色々

・いんげん、オクラ、ししとう (ヘタや軸を取り冷凍)
かぶ (皮のまま約2~3ミリの厚さに切って冷凍)
かぼちゃ (一口大に切って、または薄切りにして冷凍)
ゴーヤ、ズッキーニ (ワタ等を取り、2~5ミリの厚さに切って冷凍)
ゴボウ (包丁の背や、アルミホイルをクシュクシュしたもので皮をこそげ、斜め切りにして。きんぴらや煮物、汁物に)
ジャガイモ、里芋、人参 (皮をむき、約5~8ミリに切り、イモ類は一旦水にさらしてから水切り後冷凍)
しょうが、にんにく (使用時の状態に切ったり、すり下ろしておくと便利だが、丸ごと冷凍も可)
だいこん (皮をむいて、約5ミリの厚さに切って。または千切りにしておくと、小腹がすいたときに片栗粉をまぶして大根餅など作れて便利)
なす (約5ミリ厚さに切って冷凍)
はくさい (ざっと洗ってざく切りにして冷凍。または使いたい大きさに切って鍋や汁物、小鉢に)
ピーマン (細切りにして冷凍)
ブロッコリー、カリフラワー (小房に分けて冷凍)
ほうれんそう、にら、春菊、チンゲン菜、キャベツ (ざく切り後冷凍。キャベツは千切りにしておくと、すぐ使えて便利。小麦粉や山芋混ぜてお好み焼き等。)
レタス (丸のまま、または手でちぎって冷凍。みそ汁にも使えます。)
れんこん (包丁の背か、アルミホイルをクシュクシュしたもので皮をこそげ、約2~3ミリに切って冷凍)

なるためポイント:
・以上、湯通し不要、生のままで冷凍可です。
・インスタントみそ汁や鍋の具、煮もの等に利用可です。
・冬野菜は基本生のまま冷凍できます。寒い地方では、氷点下の屋外で保存しています。
・キノコ類等、袋入り野菜は袋のまま冷凍できますが、使用時の大きさに切って冷凍すると便利です。
・キノコ類は冷凍すると栄養が増すそうです。
・衛生的にも、冷凍野菜は長くても1か月以内には使い切りましょう。
私は、ほとんど(葉物は特に)1週間で使い切っています。
・いちいち冷凍のためにと言うより、料理に使って、残り野菜を冷凍すると効率的です。
・生のまま冷凍できる野菜は、覚えきれなければ冷蔵庫に貼っておきましょう。

生のまま冷凍できる野菜

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