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自作の詩や詩にかかわる文章を掲載します。 自身が気付いたこと、他の人の表現からインスピレーションを得たもの、など、つぶやきを詩のような形にしました。
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2024年6月の記事一覧

【詩】啼けぬ鳥

仮の夜に 身を預けても 啼けぬ鳥 心の檻に とらわるるかな

しおん
3か月前
17

【詩】手放す

手放そう こだわっていたもの 欲しかったもの 思いだけなら もう手放してしまおう 自分が手に…

しおん
3か月前
16

【詩】固結びの紐

あなたは わたしを 固結びの紐、と喩え 一本一本 解いていきたい と語る 固結びの紐の中に …

しおん
3か月前
16

【詩】しあわせの嘘

しあわせですかと 自分自身には もう問わない 答えのない問いは 果てのないループに 絡め取ら…

しおん
3か月前
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【詩】しあわせについて

しあわせですか と問いかけられて なぜ こんなにも 涙が溢れるのか 忘れていた とても大事な…

しおん
3か月前
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【詩】葦舟の手紙

葦舟で届く手紙は いつも 真っ白で 初めのころは 言葉が流れてしまったのだろうかと 思い悩み…

しおん
3か月前
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【詩】“あ”と“い”の間

行間を読め、と 語られないものが そこにあるかのように 教えられた 行間は単なる空白でなく すでに何かに満たされていて 何かが隠れていて 溢れ出すのを 見つけ出されるのを待っている 今までは 何の疑いもなかった 言葉と言葉の奇跡的な連なりは 愛撫のように わたしを誘ってきたから だけど どうしても埋まらないものがあるのだ わたしが音にしたい言葉 文字にしたい言葉 しぐさで表したい言葉 その言葉と言葉の僅かな隙間は まるで 宇宙に瞬く 星々の距離のよう 互いのこと

【詩】雨上がりの月

まっさらな夜空に まっさらな月が 貼り付いて 一筋の迷いもなく 真っ直ぐに 届く輝き あまり…

しおん
3か月前
17

【詩】月夜の手紙

わたしのポストは 湖の中 配達員は 向こう岸から 手紙を葦舟に乗せて 送り出す 葦舟は 月の…

しおん
3か月前
13

【詩】みだれ髪

昼月の 褥に降りる 霧の帳 みだれし髪に 濡れかかりたり

しおん
4か月前
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【詩】言葉のかくれんぼ

ほんのすこし むかしのこと 見つけて欲しいから 隠れてみた 誂えたような窪みに すっぽり収…

しおん
4か月前
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【詩】脇道-そして、ブランコと断頭台-

脇道が好きだ 通りから脇に延びる 細い路地 連なる軒が 手を差し伸べるように 影をつくり …

しおん
4か月前
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