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【詩】固結びの紐

あなたは
わたしを
固結びの紐、とたと

一本一本
ほどいていきたい
と語る

固結びの紐の中に
何があるのかも知らずに

紐でぐるぐると巻かれているのは
巻かれた紐の中にあるのは
闇に沈んだやいばかもしれないのに

解かれた途端

それは
あなたの指を切るのだろうか

それとも
わたしの胸を刺すのだろうか

固結びの紐の中で
刃は目覚めの時を待って
身を潜めている

あなたが
見えない部分が見えてきた
と言うのは

その刃が
身じろぎするのが
見えたのでしょうか

その姿は見えず
ただぬめるような闇が
見えたのでしょうか

固く結んでいるのには理由わけがあって
結界を結ぶのには理由があって

どうぞ
無理には解きませぬよう
お気をつけくださいませ

暗い想念を秘めた刃が
少しずつ光をにじませていったなら

やがて
暗きものは
そそきよめられるのだろうか

闇は解き放たれるのだろうか
刃はやがて溶けていくのだろうか

固結びの紐の中で
刃は目覚めつつある




自分の中の暗い黒いものを吐き出したかっただけです。
流血事件を起こす予告ではありません(笑)

男性との関係に
屈折した感情があることを
(安心して甘えきることができず、
この詩のように、心の奥で、
刃を握りしめているような思い)
あらためて思い知ることがあり、

その屈折した感情が
限界点を超えると開き直ってしまい、
さらに、自分自身を貶めるような
言動をしてしまうことに、
自分自身がもつ闇を感じ
この何週間か沈んでいました。

自ら煽って招いたことでもあり、
いっぽうで、相手の術数にはまったな、とも
いや、わざとはまったのかな、とも、
そこが、自分の闇なんだろうな、とも。

そんななか、さだまさしさんの
「しあわせについて」を偶然聴いてしまい、
むかしの自分が押し寄せてしまったので、
むかしの自分を何とか“今”に着地させて、
ようやく、抱えている
暗いもの、黒いものを吐き出せました。

まだ、闇の底は見えないまま、
しばらく引きずりそうですが、

そんな中でも、
明日は真っ直ぐな気持ちで
会いたい人がいるから
暗いもの、黒いもの、闇を
いったん全て、
ここに置いていきます。



そんな状況で、
いつも訪問するnoterさんの記事にも
訪問の痕跡を残すことができずにいました。
本当にごめんなさい。

自分の闇に慣れてきたら
また、素知らぬ顔で
訪問させてください。

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勝手して、本当にごめんなさい。


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