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自作の詩や詩にかかわる文章を掲載します。 自身が気付いたこと、他の人の表現からインスピレーションを得たもの、など、つぶやきを詩のような形にしました。
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2023年12月の記事一覧

【詩】あなたと出会って

あなたと出会うまで わたしは どこにいて なにを見て どんな音を聴いて どのように世界に触れ…

しおん
6か月前
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【詩】吐息(2)

ほら、 また、ため息をつくんだね こんなに近くにいるのに きみは迷子のまま どこを彷徨って…

しおん
6か月前
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【詩】きみに渡したいもの

Cirさんの「はじめまして」に寄せて きみは なんて魔法を使うんだい 目覚めたらさ   僕の部…

しおん
6か月前
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【詩】吐息

吐息が 窓を曇らすように 貴女の吐息は 世界を分かつ 帷(とばり)だ

しおん
6か月前
7

【詩】言葉もそのように 八木重吉「素朴な琴」に寄せて(2)

光と風のゆらぎに 肌が木の葉のようにそよぐ ゆらぎ そよぎ さやぎ 生まれる調べ その調べは…

しおん
6か月前
2

【詩】探しもの

気持ちは 言葉を探す 感情は 受け止めるこころを探す

しおん
6か月前
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【詩】過去の香り

記憶の中からとりこぼれてきた ただれた膿を流す、鮮やかな塊 歯型を刻んだまま 忘れられたのは わたしなのか たわむれにほおばり もてあまして捨てたのは 自分だったのか 午後の陽射しに 倦んだわたしは 忘れられ 捨てられたものたちを 窓辺に置き 薄い皮膜に閉じられた 崩れゆく香気を解き放つ

【詩】恋人たちへ

二人の瞳に 確かに結ばれていた像は 電気信号の伝言ゲームで 本当の姿から遠ざかる わたし自…

しおん
6か月前
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【詩】思いを届けるには

どうすることが 自分を騙していないことになるんだろう どう在ることが 自分自身でいることな…

しおん
6か月前
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【詩】恋の神様

恋の神様は、残酷だ 魔法をかけるときは 行き先も告げずに 連れ去り 魔法を解くときは 置き…

しおん
6か月前
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【詩】饒舌な詩

詩からは、いつも、何かがはみ出てくる わたしが切り捨てた言葉たちが 詩の中で蠢いて にじり…

しおん
6か月前
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【詩】活版印刷の校正

文字は、幼き者のように自由だ 自在に飛び散って 入れ替わって ひっくり返る わたしの仕事は…

しおん
6か月前
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【詩】誤変換

パソコンさまのおことばは どこの国の政治家や学者よりも的確で どんなニュースよりも早く第…

しおん
6か月前
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【詩】恋に落ちるとき

Cirさんの魔法の学校に寄せて 女は出会いを運命、前世からの約束と思う 男は出会いを魔法、この世の奇跡と思う 魔法使いの女と運命の男は、 互いの瞳をのぞきこみ、 恋を確信する 思いが通じ合えば、 女は運命が夢になり 夢よ覚めないで、と願う 男は魔法を信じたまま、 魔法よ解けないで、と願う 女と男の赤い糸は、 迷子になり、もつれ、  二人は赤い糸のもう一方の端が どこにあるかもわからない もう、ひとつしかない赤い糸なんて どうでもいいのだ 覚めたら、別れしかな